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北辻 章浩
ぶんせき, 2015(6), p.239 - 244, 2015/06
混じり合わない二つの液相界面におけるイオンの移動反応あるいは電荷移動反応を、電気化学的手法を用いて調べた研究について、2012年から2014年までの文献を調査した。用いられた測定法ごとに分類して、その特長と発展、適用例などをまとめた。酸化還元非活性イオンの分析への適用や、界面吸着反応を利用した高感度分析の報告が多く、界面反応を利用する新規機能性材料開発などの応用研究が盛んになされている。
北辻 章浩; 吉田 善行
ぶんせき, 2000(1), p.26 - 30, 2000/01
1995年から1998年までに報告された、電量分析(クーロメトリー)に関する研究論文等を検索し、適用対象により8項目に分類して、研究開発の現状及び新展開を項目毎にまとめた。分類項目及び引用件数は次のとおりである。(1)精密分析・11件、(2)酸化状態分析・7件、(3)微少量試料分析・14件、(4)流液系分析・5件、(5)高感度分析・1件、(6)カールフィッシャー法による水分定量・4件、(7)液体クロマトグラフィー用フロー検出器への適用・6件、(8)そのほか・1件。報告件数自体は近年減少傾向にあるが、その反面、測定装置の高度化や新しい電極材料の導入、電極形状の工夫等による、測定精度の向上や測定試料溶液の微小量化に大きな進歩が見られる。また、高速液体クロマトグラフィーの検出器としての利用では、食品、環境、生体、臨床分析などへの実用化が著しい。
立川 圓造; 吉田 善行; 荒殿 保幸; 平林 孝圀; 竹田 辰興; 木村 貴海
原子力工業, 37(4), p.11 - 57, 1991/00
1989年3月、Fleischman-Ponsら、及びJonesらによる「常温核融合反応成功」の衝撃的な報道以来、世界中で反応確認のための研究が進められてきた。この反応が事実起こるとすれば、従来の核物理に新分野が拓けるかもしれず、さらに新しいエネルギー生産技術を創造することができるかもしれない。しかし発表以来2年を経過した現在でも、反応を明確に実証するに至っていない。このような状況のもとに本ワイド特集では、以下の5章を設け、これまでの関連研究のレビューと、原研で取り組んできた実験結果をもとに、常温核融合反応の全貌を解説する。(I)「常温核融合反応」の概要(立川)、(II)常温核融合反応の検証-その1検証の方法(吉田、荒殿、平林)、(III)同-その2検証結果(平林、吉田、荒殿)、(IV)常温核融合の理論(竹田)、(V)「常温核融合反応」現状の問題点と今後の課題(木村)。
橋谷 博
ぶんせき, (4), p.262 - 271, 1980/00
Atomindexから得た分析関係の1500件の文献(全体の0.5%)をもとに、原子力分野ではどのような分析が、どのような手段でなされているか、通覧した。軽水炉-高速増殖炉-高温ガス炉の開発の流れとは別に、保障措置,環境保全,安全性に関連した文献の増加が著しい。手法としては、フィッショントラック法,液体シンチレーション計数法,カロリメトリー,けい光X線法,放射線測定法,放射化分析法などが目立つ。