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片桐 政樹
JAERI-M 85-191, 11 Pages, 1985/11
放射線検出器からの出力信号をシングルチャネル波高弁別器を用いて計測する場合に生ずる数え落としを、デッドタイムの補正公式を簡単な回路で構成し、補正する方法を開発した。本補正方法は、数え落としたパルス信号を実時間内に補正する方法であり、約19Kcpsの信号を1%の誤差で測定できた。また、マルチチャネル波高分析装置を用いてスペクトル測定を行う場合に生ずる数え落としを補正する方法として、パルサーのパルス波高とその発生時間を利用して補正する方法を開発した。デッドタイムの補正に使用した回路は、通常使用されているNIMモジュールで構成する簡便な方法であるが、37Kcpsの計数率の信号を約1%の誤差で補正することができた。
東條 隆夫
Nuclear Instruments and Methods, 154(2), p.367 - 373, 1978/02
GM計数装置の計数損失を自動的に補正する方法を非同時計数回路を使用して開発した。この方法によって、120secの分解時間を有する有機消滅型カウンターを用いた場合、それそれ最大、5
10
cpmおよび3.4
10
cpmまでの計数率領域において
2%以下の誤差で補正が可能になった。このことは、従来の補正法を用いた場合に較べて、GM計数装置を使用し得る計数率領域(誤差
2%以下)を本補正法によって数倍拡張できたことを意味する。本補正法の計数特性を測定する過程において、2種の核種の半減期が測定された。
In:54.11
0.09(分)、
Dy:139.73
0.60(分)