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中瀬 吉昭; 伊藤 政幸
IEEE Transactions on Electrical Insulation, EI-16(6), p.528 - 532, 1981/00
被引用回数:7 パーセンタイル:68.7(Engineering, Electrical & Electronic)イオウ加硫エチレン・プロピレン・エチリデンノルボーネン三元共重合体(EPDM)の耐放射線性を研究した。EPDMの機械的性質は、照射すると極大値を示して変化する。この極大値は、供試料のゲル分率に左右される。一方、このゲル分率は、イオウ量と加硫促進剤の量を選択することにより大きく変化させることができる。試料の放射線劣化は、この極大値からの低下の度合いで評価できる。ゲル分率の高いEPDMは、ゲル分率の低い試料より劣化は少ない。劣化に対して線量率効果があり、照射中の劣化が酸素の拡散律速であることを示している。110rad/h以下では、この線量率効果が小さいため、通常100rad/h程度の原子炉格納容器内の劣化を評価することができる。硬さの変化は、劣化を評価するためのパラメータとして有効である。
瀬口 忠男; 橋本 昭司; 川上 和市郎; 栗山 将
JAERI-M 7315, 28 Pages, 1977/10
空気中で照射される高分子フィルムにおいて、酸素濃度がフィルム内でどのように分布しているかは酸化劣化を定量化する上で重要な因子となる。酸素ガス雰囲気で照射されるフィルム内の酸素濃度が線量率、酸素ガス圧などの照射条件によって、どのように変化するかを、酸素の拡散と、酸化反応の式から計算によって求めた。この計算結果をもとにして、ポリエチレンの酸化劣化をゲル分率を指標として定測したところ、両者がよく一致することがわかり計算方法の妥当性が明らかにされた。Appendixとしてポリエチレンへの酸素の溶解度、拡散、透過の各係数について文献値を集録した。