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近藤 達男
日本原子力学会誌, 15(5), p.295 - 304, 1973/05
現在我国で関心の持たれている製鉄等プロセス加熱のための高温ガス炉を開発する上で最も重要と思われる耐熱金属材料の冶金学的な問題点と欧米における研究の現状を紹介した。内容は著者が調査のため直接現地を訪ねて行なった議論をもとに文献調査で補強して総説の形としたものである。原子炉の熱利用のために、従来の技術が達成した上限温度を大幅に上げ、製鉄などの熱源として使えるようにするためには構造用金属材料の安定性を改良保証しなければならない。HTRとして特に問題とするのは、クーラントHe中の材料の強度、腐食等の特性が、表面物理化学的な支配因子の影響を強くうけるということである。このような問題を解決するために必要な研究技術の確立と、予測される材料劣化の機構について問題提起と解説を与えた。