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論文

Benchmark experiments for absorbed dose in a slab phantom for several tens MeV neutrons at the TIARA facility

中根 佳弘; 坂本 幸夫

Proceedings of 5th Specialists' Meeting on Shielding Aspects of Accelerators, Targets and Irradiation Facilities (SATIF-5), p.241 - 252, 2000/00

加速器施設の放射線安全設計に用いられる粒子輸送計算コードについて、線量評価の精度検証に適した実験値は極めて少なく、実験的な検証がほとんど行われていない現状にある。本研究では中高エネルギー中性子に対する線量評価の精度検証に有用な実験値を取得することを目的に、TIARAの40及び65MeV準単色中性子入射による平板ファントム内吸収線量分布を測定し、粒子輸送計算コードによる解析結果と比較した。また中性子束の計算精度を確認するため、$$^{238}$$U核分裂反応率分布も測定し、解析値と比較した。その結果、ファントムの最も深い位置で核分裂反応率及び吸収線量値は実験と比べて最大で33%及び18%の過大となったものの、そのほかではおおむね16%及び10%以内で実験値を再現できることを明らかにし、得られた実権値がベンチマーク問題として有用であることを示した。

論文

Measurements of gamma dose rates in dwellings in the Tokyo metropolitan area

斎藤 公明; 坂本 隆一; 長岡 鋭; 堤 正博; 森内 茂*

Radiation Protection Dosimetry, 69(1), p.61 - 67, 1997/00

 被引用回数:13 パーセンタイル:69.66(Environmental Sciences)

東京首都圏の246家屋内で、自然ガンマ線による空気吸収線量率を熱螢光線量計(TLD)を用いて測定した。コンクリート家屋、木造家屋、軽量鉄骨家屋に対し、平均線量率はそれぞれ53.7、38.6、32.5nGy/hであった。首都圏の放射線レベルは、都市化による環境の変化で、従来のレベルに比べて高くなっていることが確認された。木造家屋内の線量率は、壁、天井、床等の建材の影響を明らかに受けることがわかった。今回の調査の範囲では地質と線量率との関係を見出すことはできなかった。

論文

Calculation of $$beta$$-ray absorbed dose rate for $$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$I applied to the inflorescence

備後 一義; 田野 茂光*; 沼宮内 弼雄; 吉田 芳和; 山口 彦之*

Radiat.Res., 85(3), p.592 - 596, 1981/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:87.80(Biology)

ムラサキツユクサの花序内に$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iを滴下すると、オシベ毛に体細胞突然変異が起る。$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iの$$beta$$線による花序中のツボミの吸収線量の計算を実施した。体細胞突然変位の倍加線量は、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iがツボミ中に一様に分布すると仮定した場合、1radであった。また、ツボミの表面に一様に$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{1}$$Iが分布すると仮定した場合、ツボミが球状であるとすると0.38radであり、板状であるとしたときは0.07radであった。

論文

$$beta$$-ray survey meter for measuring absorbed dose rate independently of $$beta$$-ray energy

備後 一義; 須賀 新一; 梶本 与一; 沼宮内 弼雄

Health Physics, 39(1), p.21 - 28, 1980/00

 被引用回数:1 パーセンタイル:22.48(Environmental Sciences)

入射$$beta$$線のエネルギーにほぼ無関係に、線量率を直接測定評価可能な$$beta$$線用サーベィメータを開発した。このサーベィメータは、表面汚染検査計としても使用できる。最大エネルギー0.4MeV以上の$$beta$$線に対するレスポンスは$$pm$$10%で一定である。線量率の測定範囲は5$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$~10$$^{3}$$mrad/hr(皮膚の線量率測定…表皮厚7mg/cm$$^{2}$$),3$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$~10$$^{3}$$mrad/hr(指先の線量率測定…同40mg/cm$$^{2}$$)である。汚染検査計として使用するときの測定範囲は0.3~1.7$$times$$10$$^{3}$$cm$$^{-}$$$$^{2}$$・sec$$^{-}$$$$^{1}$$(2$$pi$$方向)である。

論文

電離箱型およびGM計数管型サーベイメータの校正,2; 皮膚汚染の$$beta$$線線量率測定のための試験

須賀 新一; 備後 一義; 梶本 与一

保健物理, 14(1), p.1 - 10, 1979/00

電離箱型サーベィメータ5器種、GM計算管型サーベィメータ1器種について、皮膚汚染による線量率を測定するための校正試験を実施した。皮膚汚染による線量率を測定評価するには、皮膚表面から検出器前面までの距離を10mmに保ちながら、フィルタを開いた状態および閉じた状態で2度測定し、その差から正味の測定値を得る。線量率は、正味の測定値に換算倍率を乗ずることによって求める。換算倍率は線源の直径が小さいときには、直径の逆2乗にほぼ比例し、線源の直径が検出器の直径よりも大きくなるに従って徐々に一定の値に近づく。電離箱型サーベィメータの場合、換算倍率は$$pm$$30%差を容認すれば5器種とも同じ値となり、また、エネルギー依存性も無視できる。GM計数管型の場合は、エネルギー依存性があり、$$^{2}$$$$^{0}$$$$^{4}$$Tl$$beta$$線線源に対する換算倍率は、天然ウラン$$beta$$線線源の場合の約3倍である。測定距離が10mmから$$pm$$2mm変化したとき換算倍率の変化は$$pm$$20%以内である。

論文

線量率直読式$$beta$$線用サーベイメータの開発

備後 一義; 須賀 新一; 上沢 輝夫; 梶本 与一; 武藤 貢; 沼宮内 弼雄

日本原子力学会誌, 21(8), p.668 - 675, 1979/00

 被引用回数:0

皮膚または指先の吸収線量率を直読可能なサーベィメータを開発した。このサーベィメータは表面汚染検査計としても使用可能である。吸収線量率測定に用いるとき、最大エネルギー0.4MeV以上の$$beta$$線に対する線量感度は$$pm$$10%範囲内で一定値である。吸収線量率の測定範囲は3.1$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$~10$$^{3}$$mrad/hr(皮膚に対する線量率)および1.7$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$~10$$^{3}$$mrad/hr(指先に対する線量率)である。表面汚染検査計として用いるとき、測定範囲は1.9$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$~1.7$$times$$10$$^{3}$$n/cm$$^{2}$$・sec(2$$pi$$方向)である(但し、汚染は厚さ27mg/cm$$^{2}$$のAlフィルタ付天然ウラン線源の場合と同じであると仮定した場合)。従来の50mm$$phi$$GM計数管型表面汚染検査計の測定範囲(1.7$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$~4.2$$times$$10$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$・sec)よりも、測定範囲が広く秀れている。

論文

$$beta$$線吸収線量率測定器の開発; ディスクリミネータ・フィルタ併用法

備後 一義; 千田 徹

日本原子力学会誌, 20(1), p.56 - 60, 1978/01

 被引用回数:0

フィルタを用いて検出器へ入射する$$beta$$線の数を制限する方法と、ディスクリミネータを用いて計数率を制御する方法とを併用して、入射$$beta$$線のエネルギーにほぼ無関係に表皮層の厚さの異なる人体組織に対する吸収線量率を測定する方法および測定器を開発した。右半円25mg/cm$$^{2}$$左半円1000mg/cm$$^{2}$$のフィルタ否使用時と使用時の計数率の差から吸収線量率を求める。このとき、ディスクリミネータのディスクリレベルは、人体組織の表皮層の厚さに対応して設定する。測定器の感度は、全身皮膚、指先の場合それぞれ0.35~3.5、0.3~3.5MeVのエネルギー範囲で、40cps/(mrad/hr)$$pm$$15%で一定である。吸収線量率の測定下限は3.5$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$mrad/hr(全身皮膚)、2.1$$times$$10$$^{-}$$$$^{2}$$(指先)である。

論文

電離箱型およびGM計数管型サーベイメータの校正,1; 作業環境の$$beta$$線線量率測定のための試験

備後 一義; 梶本 与一; 須賀 新一

保健物理, 13(4), p.279 - 285, 1978/00

$$beta$$線の線量率を、フィルタを開いた状態および閉じた状態で測定したときのサーベィメータの指示値の差に、線量率への換算計数を乗ずることにより求める方法を採用し、この換算計数を決定するための試験を実施した。電離箱型サーベィメータの場合、体表面(表皮層7mg/cm$$^{2}$$)の線量率を求めるための換算計数は、$$beta$$線の最大エネルギーに依存して異なる値となることがわかった。しかし、指先(表皮層40mg/cm$$^{2}$$)の線量率を求めるときは、入射$$beta$$線の最大エネルギーに関係なく、換算計数の値として、4(mrad/h)/(mR/R)を採用することができる。GM計数管型サーベィメータの場合、換算計数は、電離箱型サーベィメータの場合よりも、$$beta$$線最大エネルギーに大きく依存することがわかった。

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