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田中 忠夫; 長尾 誠也; 坂本 義昭; 小川 弘道
Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.3), p.524 - 527, 2002/11
Puの吸着に及ぼすフミン酸の影響について、フミン酸を吸着しない海岸砂及びフミン酸を良く吸着するクロボク土を用いてフミン酸の分子サイズとの関連から検討した。Puの海岸砂への吸着能はフミン酸濃度が高くなるにしたがって低下した。一方、クロボク土への吸着能は極低濃度のフミン酸を共存する場合に最も高くなり、フミン酸濃度の増加とともに減少した。また、吸着前後における液相中のPuとフミン酸の分子サイズを限外濾過法によって調べた結果、フミン酸のPuとの錯形成能と土壌への吸着能は分子サイズによって異なり、これらに支配的な分子サイズはフミン酸濃度が高くなるにしたがって小さなサイズ領域にシフトすることを明らかにした。
Jiang, Q.*; 田村 憲司*; 浅野 眞希*; 福山 賢仁*; 山路 恵子*
no journal, ,
本研究は人形峠鉱山の夜次露天採掘場跡地の土壌のマクロ的及びミクロ的形態の特徴を解明するための研究である。夜次露天採掘場跡地は植生遷移が進んでおらず、優占植生はススキ草原のままである。本研究の結論は以下のとおりである。露天採掘場跡地に設置した2箇所の調査サイトのうちサイトBのBC層のEhは低かった。それは下層の空隙の少なさによる。そしてそのことが季節的な水の集積という結果となっている。Mn, Cd, Pb, Coの含有量は平均的な日本の土壌のそれよりも高かったが、汚染というレベルではなかった。土中の酸溶解性鉄の含有量はかなり低かった。調査地では、鉄は主に残留形態であり、一部は還元性形態で存在する。しかし、Mnは酸溶解形態が多く、Mnは植生に対する影響が大きい。本研究サイトでは人による外的な要因の影響が大きい。多量の黒色の残渣と木片を混合していた。土層の0-5cmは良好な構造であるが、それより下層は十分に発達しておらず塊状構造であった。