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日夏 幸雄
Journal of Alloys and Compounds, 193, p.113 - 115, 1993/00
被引用回数:14 パーセンタイル:72.74(Chemistry, Physical)ペロブスカイト型化合物、BaUO,BaPrO,BaTbOを合成し、磁化率、常磁性共鳴吸収スペクトルを測定した。X線回折からBaUOは理想的なペロブスカイト構造を、またBaPrO,BaTbOでは斜方晶に歪んだ擬ペロブスカイト構造をとることがわかった。BaUOは温度に依存しない常磁性を、またBaPrO,BaTbOでは11.5,32.7Kで磁気転移を起こすことがわかった。常磁性共鳴吸収スペクトルの測定では、BaPrOではPrに基づく超微細構造が測定され、BaTbOではg=2.00のスペクトルが測定できた。
日夏 幸雄
Journal of Solid State Chemistry, 100, p.136 - 140, 1992/00
被引用回数:21 パーセンタイル:68.83(Chemistry, Inorganic & Nuclear)4価のテルビウムペロブスカイトBaTbOとSrTbOを合成し、磁化率と常磁性共鳴吸収(EPR)スペクトルを測定した。両化合物は、32.7,30.5Kで反強磁性転移を示した。有効磁気モーメントは7.96で、Tbの理論値に非常に近い。EPRスペクトルは室温で測定でき、g値は2.00,1.97だった。これらの結果から、テルビウムの酸化状態は3価でなく、4価であることがわかった。SrTbOのg値が2.00からずれるのは、テルビウムのオクタヘドラル対称結晶場が歪むためである。