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西村 秀夫
核物質管理センターニュース, 26(10), p.1 - 3, 1997/10
ベラルーシ共和国の核物質管理・防護に関する技術支援計画に従い、ベラルーシ国内計量管理制度(SSAC)の主要部分を設計し、システム及び機器を選定・開発・構築して必要な訓練を実施した。この結果、以下の、ベラルーシSSACの基本要素が構築された。(1)ソスニー研究所の初期在庫の確認のため、測定システムを整備した。(2)国及び施設における計量管理情報処理のための基本システムとして利用するため、情報システムを開発した。(3)計量管理報告のためのデータ通信手段として用いるため、日本提供の4台のPCをイーサーネットと電話回線で結ぶ通信システムを構築した。(4)ソスニー研究所の核物質防護(PP)を改良するため、日本、スウェーデン、米国及びベラルーシの共同事業でPPシステムを整備した。
西村 秀夫; 猪川 浩次
第15回核物質管理学会日本支部年次大会論文集, 0, p.111 - 118, 1994/10
日本は、ベラルーシの非核化に寄与するため、核兵器の不拡散の分野において協力することとなった。このため、日本国政府とベラルーシ共和国政府との間で協力協定が締結され、協力活動の実施母体として、日・ベラルーシ核不拡散協力委員会が設立された。現在のところ、ベラルーシの計量管理制度(SSAC)の確立を支援するための計画が具体化している。この支援計画については、スウェーデン、米国及びIAEAも類似の計画を持っていたので、調整会合が開かれ、計画が調整され確定された。また、実施に当って細部の調整をするため実施委員会が設立され、合せて核物質防護と計量管理の作業部会も組織された。現在、日本では、通信システムの確立、情報システムの開発、測定システムの改良、PPの改良等のタスクの本格的実施に向けて準備が進められている。