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核融合工学部
JAERI-Review 2005-011, 139 Pages, 2005/03
我が国の核融合工学研究開発は原子力委員会策定の「第三段階核融合研究開発本計画」に基づき、国際熱核融合実験炉(ITER)に必要な主要構成機器の開発・高性能化を図ること、及び核融合炉開発に必要な炉工学技術の基盤を構築すること、の2項目の実現を目標とする。原研は、これらにかかわる研究開発の中心的機関として、ITER工学技術開発及び建設・運転に向けた研究開発,ITERでの工学試験及び発電実証プラントに向けた研究開発、及び核融合工学基盤研究を実施している。本報告は、ITERでの工学試験及び発電実証プラントに向けた研究開発の現状と今後の展開を、核融合工学基盤研究を含めて取り纏めるものであり、これまでの核融合炉工学研究開発の進捗をレビューするとともに、発電実証プラントに向けた研究開発中核である発電ブランケット開発,材料開発,IFMIF計画について、その計画目標,技術課題及び研究開発計画について述べる。また各種炉工学機器の高度化及び核融合基盤研究に関する展開を紹介する。
核融合炉研究委員会; 核融合材料研究委員会
JAERI-Review 2003-015, 123 Pages, 2003/05
拡大核融合炉・材料合同研究委員会が、2002年7月12日に東京で開催された。この合同研究委員会では、原研及び大学におけるブランケット,材料及び国際核融合材料照射施設(IFMIF)の開発計画と開発の現状に関する報告が行われるとともに、今後の原研と大学の協力に関する議論が行われた。本報告書は、合同委員会で用いられた資料及びその纏めから構成されている。
核融合炉研究委員会; 核融合材料研究委員会
JAERI-Review 2002-008, 79 Pages, 2002/03
拡大核融合炉・材料研究合同委員会が、2001年7月16日に、東京で開催された。この合同委員会では、原研及び大学におけるブランケット、材料及び国際核融合材料照射施設(IFMIF)の開発計画と開発の現状に関する報告が行われるとともに、今後の原研と大学の協力に関する議論が行われた。本報告書は、本合同委員会で用いられた資料及びそのまとめから構成されている。
工藤 博司
Hot Atom Chemistry, p.501 - 511, 1984/00
ホットアトム化学の知識および実験法は、核融合炉研究開発の分野にも応用されている。プラズマー壁相互作用の研究並びにトリチウム増殖ブランケットの開発に関連したホットアトム化学研究の最近の成果を、総説としてまとめた。
松尾 徹*; 大野 英雄; 野田 健治; 小西 哲之; 吉田 浩; 渡辺 斉
J.Chem.Soc.,Faraday Trans.,I, 79, p.1205 - 1216, 1983/00
LiO、Li
SiO
およびLiAlO
からのトリチウム放出挙動の解明は、核融合炉ブランケット材の重要な研究項目の一つであり、数多くの報告がなされている。一方、これらのリチウム酸化物はリチウムイオンの良い導電体として優れた機能をも持っている。本稿では、これらの物質におけるリチウムの微視的挙動をパルス法による核スピン-格子緩和時間(T
)の測定を行い、解明したものである。中性子照射により生ずるトリチウムの拡散機構を解明する上で、貴重な情報が得られた。
古川 和男
JAERI-M 6684, 25 Pages, 1976/08
核融合反応原子炉の概念を構成してゆくにあたっては、その炉工学的検討を始める前に、中性子物理的考察と並んで、炉材料物質に関して核化学的・トリチウム化学的挙動を含む綜合的なブランケット化学的考察が優先されるべきである。そのための基礎的問題点を明らかにするのが目的であるが、ここではその総説的なものを示して、第II部以降の各論的解析の基準を明かにすることを試みた。なお、主要問題点は、ブランケット構造材、トリチウム新物質、1次および2次冷却材および遮蔽材等の選定基準、それとトリチウム分離法、トリチウム環境放出防止法およびエネルギー変換方式の選択基準などである。
古川 和男; 白石 健介
金属, 43(11), p.24 - 28, 1973/11
核融合炉完成までには20~30年かかるであろうが、その最大のネックは材料工学的問題解明に必要な基礎データの不足である。その努力は今始まった所であるが、DT反応を利用してゆく場合、最も問題となるのは真空壁の照射損傷とスパッタリング、Li含有ブランケットの化学と共存性およびそれらに対する核変換の影響などである。遮蔽材の検討もこれからである。なお今後開発を有効に進めて行く上で最も大切なのは、研究者と技術者とが最初から一体となって取組むことである。