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濱本 成顕*; 田中 隆次*; 伊藤 秋男*; 今西 信嗣*; 斉藤 学*; 春山 洋一*; 白井 稔三
JAERI-M 93-202, 45 Pages, 1993/10
Cイオンと分子ターゲットCO、CH
、C
H
、C
H
の組み合わせにつき0.5~5keV/amuのエネルギー領域で一から三電子捕獲までの断面積を測定した。断面積の測定誤差は約9~20%である。得られた断面積は入射エネルギーにはほとんど依存しないが、入射電荷ならびにターゲットの電離電圧には依存する;分子ターゲットの場合は多電子捕獲の寄与が大きい、等のことが分かった。一電子捕獲過程の結果については、理論モデルと比較して議論した。
荒殿 保幸; 立川 圓造; 宮崎 哲郎*; 長屋 重夫*; 藤谷 義照*; 笛木 賢二*
J.Phys.Chem., 87(7), p.1201 - 1204, 1983/00
77K固体Xe-CH
-C
D
系での反跳トリチウム原子による水素引抜き反応を調べた。水素引抜反応の同位体効果の値は(C
H
+C
D
)が10モル%以上では約1.4であるのに対し10モル%以下では次第に増加し0.2モル%では3.5~6となる。この値はガス相でのホットトリチウム原子による水素引抜反応の同位体効果の値1.3にくらべきわめて大きい。放射線分解により生成するH,D原子の場合との比較から、この結果は熱トリチウム原子によるトンネル効果に帰因することを示した。
池添 康正; 佐藤 章一
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(9), p.503 - 507, 1976/09
被引用回数:11CO-C
-H
系の放射線分解を核分裂片(FF),炉内混合放射線(n+
),およびCO-60
線によって調べた。いずれの放射線によっても、プロパン1%添加の時、最大G(CO)値が入れられた。FFによるG(CO)値は常に
線,(n+
)線によるG(CO)値よりも大きかった。逆にFFによるG(C
H
)値は常に小さい。FFによる最大G(CO)値は6.7、他の放射線による最大G(CO)値は3.6であった。FFによる放射線分解と他の
線,(n+
)線による放射線分解の差異は、FF track内の反応に起因するものと考えられた。トラック内反応と拡散の速度の圧力依存性をMozunderのFFトラックモデルにもとづいて推定した。その結果、反応(2)が高圧になるにつれて効率よく起り、一酸化炭素の生成が促進されることがわかった。 CO
+e
CO+O (2)
沼倉 研史*; 立川 圓造
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 46(2), p.346 - 351, 1973/02
被引用回数:5Kr,CH
,CH
Brを添加物と用い反跳
BrとC
H
の反応を調べた。個々の生成物に対する添加物の効果を調べるため次の2つの仮定を用いた。1)各生成物に対するエネルギーモデレーションの効果はすべて同じである。2)熱イオン反応の寄与は無視しうる。以上の仮定を用いて、実験結果を解析した。一方
Br for H反応によるn-C
H
Br/i-C
H
Brの比は添加物と共に減少する傾向を示し、i-C
h
Brの生成はn-C
H
Brのそれに比し低エネルギー反応であると結論される。
佐伯 正克; 立川 圓造
Radiochimica Acta, 20(1-2), p.27 - 32, 1973/02
Br(n,
)
Br,
Br(I,T)
Br,
Br(I,T)
Br反応により生ずる反跳臭素とエタンとの反応を比較すると、全有機収率、生成物の相対収率、ともに核反応により大きく異なる。この差は主として臭素の初期運動エネルギー分布の差によるものであり、(I,T)反応からの臭素のエネルギースペクトルは低エネルギー側に広がっており、約30%の臭素は全く反応にあずからない。又希ガス雰囲気でのイオン分子反応収率の比較から
Br(n,
)
Br反応の初期荷電率は33%と推定された。