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正木 圭; 谷口 正樹; 三代 康彦; 櫻井 真治; 佐藤 和義; 江里 幸一郎; 玉井 広史; 逆井 章; 松川 誠; 石田 真一; et al.
Fusion Engineering and Design, 61-62, p.171 - 176, 2002/11
被引用回数:21 パーセンタイル:75.28(Nuclear Science & Technology)日本原子力研究所では、JT-60改修計画として、臨界プラズマ条件クラスのプラズマを電流拡散時間よりも十分長く維持することが可能な超伝導トカマク装置を検討している。この改修装置のダイバータターゲット開発のため、高い熱除去効率が期待されるスクリュウ管を採用した直接冷却ダイバータターゲットの試験体を製作し、耐熱試験及び熱伝達特性の評価を行った。試験体構造は、直接M10ネジ穴(スクリュウ構造)を加工したCu-Cr-Zrのヒートシンクに無酸素銅(OFHC)間挿材を挟み、CFCタイルと一体で銀ロウ付けしたものである。熱負荷試験条件は、1MW/m~13MW/m
で、それぞれ30秒間入射を行った。また、冷却水の流速は、4m/s(0.93MPa),5.6m/s(0.88MPa),8m/s(0.74MPa)と変化させた。試験体に取り付けた熱電対の温度とFEMの解析結果とを比較することにより、スクリュウ管の熱伝達係数を評価した。解析に用いた熱伝達係数は、評価式の確立した平滑管の2倍,3倍,4倍とした。その結果、上記3つの冷却条件において、スクリュウ管の熱伝達係数は、平滑管の約3倍となることがわかった。これは、スクリュウ管の1.5倍に相当する。熱サイクル試験では、10MW/m
15秒,1400回の照射においても熱電対の温度変化に異常は見られず、ロウ付け部の損傷もなかった。
飯田 國廣*; 柴田 勝之; 植田 脩三; 小林 英男*; 樋口 洵*; 高允 宝*; 片田 康行*; 深倉 寿一*; 笠井 憲一*; 仲尾 元六*; et al.
JAERI-M 91-224, 88 Pages, 1992/01
本報告書は、原研が構造機器の疲労寿命評価に関連した委託研究および構造材料の経年変化に関連した委託研究において取得した成果のうち、原子力材料の低サイクル疲労試験結果をデータ集として取りまとめたものである。掲載したデータは、原研が委託調査により開発した疲労データベースFADALを検索して、表形式および-Nf線図として記載した。
佐藤 章一; 池添 康正; 諏訪 武; 清水 三郎; 中島 隼人; 小貫 薫
JAERI-M 9724, 128 Pages, 1981/10
核エネルギーによる閉サイクル水素製造プロセスに関して、昭和55年度に行った研究について報告した。熱化学法の研究では、ニッケル・沃素・硫黄を用いるプロセス(NISプロセス)について、沃化ニッケルと硫酸ニッケルの含水塩と無水塩の分解平衡圧の測定、沃化ニッケル無水塩の熱分解速度の測定、三酸化硫黄の触媒による分解など、プロセスに含まれる主要ステップの平衡、速度の測定を行った。メタノールを用いた新プロセスについて、予備的に検討した。放射線化学法の研究では、炭酸ガス分解反応における逆反応機構の研究、特にイオン反応に対する水と一酸化炭素を含むイオン種の影響について研究した。使用済核燃料の線源利用の文献調査結果についても述べた。
佐藤 章一; 池添 康正; 清水 三郎; 中島 隼人
JAERI-M 8828, 52 Pages, 1980/04
核エネルギーによる閉サイクル水素製造法について、昭和53年、54年度に行った研究について報告した。ニッケル、沃素、硫黄を用いた熱化学プロセスに関しては、硫酸ニッケルの熱分解、沃化ニッケルと硫酸ニッケルの脱水の速度、ならびにニッケル塩の含火エタノール中への溶解度などを研究した。本プロセスプラントの概念設計結果から、総合熱効率34%が期待され、エタノール抽出条件の変更などにより36%まで上昇が予想された。新しい熱化学プロセス、関連反応の熱力学的検討、一酸化炭素転化反応の実験についても述べた。放射線科学法の研究では、二酸化窒素とプロパンを添加物とする炭素ガス分解を研究した。炭酸ガスと水の放射線分解について、エネルギー変換効率を議論した。
佐藤 章一; 池添 康正; 清水 三郎; 中島 隼人; 小林 敏明
JAERI-M 7927, 43 Pages, 1978/10
核エネルギーによる閉サイクル水素製造プロセスに関する昭和52年度の研究プログレスレポートである。熱化学プロセスでは、炭酸セリウム(III)を中間反応物質とする8段反応の実行可能なプロセスを見出した。また炭酸ガスを高温で塩化鉄(II)または沃化鉄(II)と反応させて一酸化炭素を得る反応を用いて、別の実験的に可能な4段または5段の反応プロセスを見出した。さらに、硫黄サイクルの改良プロセスとして、溶媒抽出によるニッケル回収率70-80%を仮定すると、高燃焼熱基準熱効率か30-40%となる。放射線化学プロセスでは、炭酸ガスにプロパンまたは二酸化窒素を添加して、放射線照射したときの反応機構について検討した。
太田 雅和; 永井 晴康; 堅田 元喜; 寺田 宏明
no journal, ,
六ヶ所再処理工場(RRP)から放出された炭素14の植生(稲)への移行の詳細な評価を目的として、RRPから大気放出された炭素14の大気中濃度の時空間分布の計算値と炭素14の植生への移行を厳密に計算する鉛直1次元陸面モデルSOLVEG-IIを用いたシミュレーションを実施した。2007年のRRPの試験運転に伴う炭素14の実放出を設定した計算結果から、計算値がRRP周辺の5地点で2007年に収穫されたコメの炭素14の比放射能の観測値を同じオーダーで再現できることが確認された。炭素14が年間を通して単位放出されたと仮定した数値実験の結果から、収穫時の稲およびコメの炭素14の比放射能の分布と、年間平均の地表大気中の炭素14の比放射能の分布が異なることが示された。光合成が起こる昼間にRRPからの炭素14の放出を限定した数値実験では、夜間に放出を限定した場合に比べて、稲の炭素14取り込み量が約1オーダー大きくなることが示された。これらの結果から、光合成速度の季節および日変化が放出された炭素14の稲への移行に顕著に影響することが明らかとなった。