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傍島 真; 大貫 晃
Nucl.Eng.Des., 74(2), p.165 - 171, 1982/00
被引用回数:4 パーセンタイル:50.97(Nuclear Science & Technology)PWR-LOCAの再冠水過程における炉心および上部プレナム内のキャリーオーバ特性について、8バンドル規模を有する平板炉心試験装置(SCTF)を用いて調べた。炉心のボイド率分布はバンドル内のフエンチ進行と強く相関づけられた。このボイド率分布の特性から、炉心流出水量の相関式が導かれた。この式は広く適用し得ることが分った。一方、上部プレナム内での構造物や水プールによって捕捉される水滴は、再冠水過程の大部分において、30%分の流量以下しかなく、蒸気流速が低くなれば増える。炉心からの流出水量が増えれば、ホットレグへ行く水滴量が増えるので、再冠水速度は時間とともに強まるスティーム・バインディング効果によって遅くなる傾向となろう。