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眞榮平 孝裕; 堀田 貴嗣; 上田 和夫; 長谷川 彰*
Journal of the Physical Society of Japan, 72(4), p.854 - 864, 2003/04
被引用回数:75 パーセンタイル:90.03(Physics, Multidisciplinary)最近発見された重い電子系超伝導物質CeTIn(T=Ir and Co)の物性を明らかにするために、相対論的線形化APW法を用いて電子構造とフェルミ面を明らかにする。相対論的バンド計算により得られたエネルギーバンド構造は、フェルミ面近傍におけるCe4とIn5成分の混成によって理解されde Haas-van Alphen効果の実験結果ともよく一致する。しかし、CeTInにおける磁性や超伝導を微視的観点から理解しようとするとき、バンド計算法に基づく解析は一般に困難である。そこでわれわれは、CeTInの主要なフェルミ面を構成するCe4とIn5成分に着目し、-、-及び-軌道間のホッピングを考慮した、強束縛模型の構築を行った。このモデルを用いて、CeIrInとCeCoInの物性について議論する。また、CeTInにおける物性の違いについて、結晶場効果の必要性を指摘する。
酒井 宏典; 徳永 陽; 芳賀 芳範; 神戸 振作; Zhu, J.-X.*; Ronning, F.*; Ramakrishna, S. K.*; Reyes, A. P.*; 鈴木 康平*; 大島 佳樹*; et al.
no journal, ,
重い電子系超伝導体CeCoInのInサイトをZnで置換すると反強磁性秩序が茨城大の横山らによって報告された。反強磁性相が消失する組成や磁場近傍において、磁化や比熱の非フェルミ液体的振る舞いが観測されている。これら置換効果を微視的に調べるため、NMRを行なった。当日は、NMR緩和率測定にもとづいて、各相の消失する組成や磁場近傍におけるスピン揺らぎについて議論したい。