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上羽 智之; 根本 潤一*; 石谷 行生*; 伊藤 昌弘*
Nuclear Engineering and Design, 331, p.186 - 193, 2018/05
被引用回数:4 パーセンタイル:34.48(Nuclear Science & Technology)高速炉MOX燃料ピンの照射挙動を計算するコードと燃料ピン内のCsの挙動に特化して計算するコードを連成することにより、Cs挙動が燃料ピンの熱・機械的挙動に及ぼす影響を解析できるようにした。連成した計算コードを高燃焼度MOX燃料ピンの照射挙動解析に適用し、Csの燃料ピン内軸方向分布やCs化合物による燃料ペレットと被覆管の機械的相互作用などを評価した。
Do, Thi Mai Dung*; Sujatanond, S.*; 小川 徹
Journal of Nuclear Science and Technology, 55(3), p.348 - 355, 2018/03
被引用回数:6 パーセンタイル:58.44(Nuclear Science & Technology)シビアアクシデント時のセシウム挙動理解のために、水素-水蒸気環境におけるCsMoO
の高温化学を調べた。Cs
MoO
-MoO
疑似二元系をRedlich-Kister型の熱化学モデルで記述した。モデルの検証のために、Cs
MoO
の蒸発損失速度を熱天秤で乾燥及び湿潤アルゴン雰囲気下で測定し、解析により正確に予測評価できることを示した。同モデルを用いて、全電源喪失によるBWR炉心損傷時のCs及びMoの気相化学種間での分配を評価した。
湊 和生; 高野 公秀; 福田 幸朔; 佐藤 正知*; 大橋 弘士*
Journal of Alloys and Compounds, 255, p.18 - 23, 1997/00
被引用回数:14 パーセンタイル:66.94(Chemistry, Physical)モリブデン酸セシウムの熱膨張率及び熱伝導率を測定した。熱膨張率は、高温X線回折法による室温から773Kまでの格子定数の温度依存性から導出した。CsMoO
の線熱膨張率は、773Kにおいて約2%であり、UO
の線熱膨張率の4倍以上であった。熱伝導率は、レーザーフラッシュ法により熱拡散率を室温から1000Kまで測定し、かさ密度及び比熱容量の文献値を用いて導出した。Cs
MoO
の熱伝導率は、400K以上で温度の上昇とともに増加した。Cs
MoO
の熱伝導率は、300KにおいてUO
の熱伝導率の約5%であり、1000Kにおいては20%以下であった。
湊 和生; 高野 公秀*; 佐藤 正知*; 大橋 弘士*; 福田 幸朔
Transactions of the American Nuclear Society, 74, p.95 - 96, 1996/00
Cs-Mo-O系の複合酸化物CsMoO
の熱膨張率(格子定数変化率)及び熱拡散率を測定した。熱膨張率は、高温X線回折により、コーエン法を用いて格子定数を温度の関数として得た。各結晶軸の熱膨張率には、異方性が見られた。Cs
MoO
の幾何平均の線熱膨張率は、UO
の3倍以上であった。熱拡散率は、レーザーフラッシュ法により測定し、かさ密度及び比熱の文献値を用いて熱伝導率を算出した。熱拡散率には、841Kにおける相転移のために、不連続性が認められた。Cs
MoO
の熱伝導率は、UO
の2分の1以下の小さな値であった。
鈴木 恵理子; Di Lemma, F. G.; 中島 邦久; 山下 真一郎; 逢坂 正彦
no journal, ,
シビアアクシデント(SA)時において圧力容器構造材へ吸着したセシウム(Cs)化合物の再蒸発挙動を明らかにするためにCsが吸着した異なるステンレス鋼の1000Cでの再加熱実験及び微細組織観察を行った。鋼材にMoが含まれる場合、Cs-Fe-Si-O化合物に加え、Cs-Mo-O化合物が表面層に生成され、1000
CにおいてはCs-Fe-Si-O化合物よりも再蒸発しやすいことが示された。