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中村 龍也; 正岡 聖; 山岸 秀志; 坂佐井 馨; 曽山 和彦; 相澤 一也
IEEE Transactions on Nuclear Science, 51(4), p.1519 - 1523, 2004/08
被引用回数:2 パーセンタイル:18.23(Engineering, Electrical & Electronic)前段ガス増幅素子としてキャピラリープレートを適用した中性子検出用マイクロストリップガスチャンバー(MSGC)の高ヘリウム3ガス圧下における検出器性能を評価した。中性子捕獲により生成された初期電子はキャピラリープレートによりその数を増大し下流に配置されたMSGCにより収集され中性子入射位置を検出する。キャピラリープレートとMSGC素子間の電圧・電界配置を最適化することでMSGCにおける電荷収集効率を最大17%まで高めることに成功し、3気圧10%エタン混合ガスにおいて検出器システムの実効ガスゲイン600を達成した。さらに、キャピラリープレートの信号波高が信号対雑音比に優れる点に着目し、キャピラリープレートの波高値を用いてバックグランド(電子回路雑音,線による信号など)との明確な弁別を行いそのうえでMSGCアノード信号と同期のとれたもののみを計測する手法を適用することで検出器システムの低バックグランド化が図れることを実証した。
木内 伸幸; 大石 哲也; 野口 宏; 加藤 正平; 石沢 昌登*
Radioisotopes, 50(9), p.403 - 407, 2001/09
再処理施設の緊急時環境モニタリングのためのアルファダストモニタを開発している。高感度な測定を行うためには、フィルタの選定が重要である。このため、国内で市販されている種々のフィルタを対象に表面捕集性能及び圧力損失について試験した。試験結果から、裏側を補強した、PTFE系メンブランフィルタが、表面捕集性能に優れ、かつ圧力損失が少ないことがわかった。
木内 伸幸; 大石 哲也; 野口 宏; 加藤 正平; 石沢 昌登*
Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 4 Pages, 2000/05
緊急時環境モニタリングの充実を図るため、大気中に放出された核種の放射能濃度を迅速かつ高感度で測定できるモニタリング装置の開発を進めている。この開発の一環として、
粒子を捕集するフィルタの選定に関する試験を実施した。国内で市販されている種々のエアフィルタについて、表面捕集性能及び圧力損失を測定した。また、ラドン娘核種のPuエネルギー領域への影響についても調べた。試験したフィルタのうち、裏側を補強したテフロン系モンブランフィルタが、モニタリング用フィルタとして適していることがわかった。
木内 伸幸; 小野寺 淳一; 吉野 敏明; 村田 幹生; 山崎 敏克*
保健物理, 30, p.309 - 314, 1995/00
代表的な放射性エアロゾルサンプリング用濾紙であるHE-40T濾紙に比べて、サブミクロン領域における捕集性能をさらに向上させる目的で、HE-40T改良濾紙が東洋濾紙(株)において試作された。本報告は、この改良濾紙の捕集効率、圧力損失および機械的強度を実用性の観点から調べた結果をまとめたものである。HE-40T改良濾紙の圧力損失特性は従来のHE-40T濾紙と同程度であるが、サブミクロン領域における捕集効率は、従来のHE-40T濾紙に比べて顕著に向上した。また、実際の施設のモニタリングに適用した結果、十分な機械的強度を有していることも確認された。
神永 博史; 梶本 与一; 大貫 孝哉; 遠藤 章; 池沢 芳夫
保健物理, 29, p.189 - 194, 1994/00
RI製造施設で製造されている放射性硫黄(S)の製造廃液を貯留しているタンク内の空気中に
Sによる比較的高いレベルの汚染が発生し、排気筒から放出された。
Sの化学形はガスクロマトグラフ分析の結果、硫化水素(H
S)であった。H
Sガスの放射能濃度は活性炭素繊維フィルタで捕集し、評価しているが、フィルタの捕集効率が未知であった。このためH
Sガスに対し捕集放射能のフィルタ内での分布に関する仮定と
S-
線の自己吸収を仮定し、1枚のフィルタだけで、その後面と前面の計数率の比を指標として捕集効率を評価する方法を開発した。さらに、H
Sガスの捕集・実測実験によりフィルタの捕集効率を求め、捕集効率評価方法の妥当性について検討した。また、脱着率に関する測定実験結果について報告する。
山本 英明; 浅野 芳裕; 松井 浩
保健物理, 19(1), p.25 - 32, 1984/00
核燃料施設などプルトニウム取扱施設で発生するプルトニウムエアロゾルに関して、1.施設内で発生するエアロゾル粒子の粒径、2.これらの施設の排気系に一般に使われている高性能フィルタ(HEPAフィルタ)のエアロゾル粒子捕集効率、3.HEPAフィルタ透過後のエアロゾル粒径分布について文献調査した結果をまとめた。
池沢 芳夫; 岡本 利夫; 矢部 明
Proc.of 5th Int.Radiation Protection Association Congress, p.217 - 220, 1980/00
原研の種々の原子力施設において、放射性空気汚染に起因する内部被曝線量を評価し、その防止対策を立てることは極めて重要なことである。原研におけるホットセル,グローブボックス,Moを取扱うセル等の空気汚染モニタリングの経験から得られた結果を報告する。その結果の主なものは、(1)照射燃料切断時における
Sb,
Cs,
Ceの飛散率,(2)セル内の除染作業時に発生する放射性粒子の粒度分布,(3)床面に沈着したプルトニウムの再飛散係数,(4)試作したチャコールフィルタペーパーの有機ヨウ素に対する捕集効率,である。
大畑 勉; 松井 浩; 成冨 満夫; 吉田 芳和
JAERI-M 8158, 10 Pages, 1979/03
ALAPの数量化に伴い、環境中の低濃度ヨウ素のモニタリング法を確立する必要がある。低濃度ヨウ素のモニタリング法を確立する一環として、今回、環境中の安定ヨウ素濃度領域のヨウ化メチルを用いて、TEDA添着活性炭の捕集効率を調べた。試験は、ジメチル硫酸を用いてCHIを発生し、発生されたヨウ素を、5%TEDAを添着した活性炭を20cm/secの流速で10~60min間捕集することによって行った。その結果、粒度の異なる3種類の添着活性炭(厚さ1cm)のCH
Iに対する効率は、50メッシュで99%以上、30メッシュで約99%そして8メッシュでは90%前後の一定値となり、試験した濃度範囲ではいずれの活性炭の捕集効率も濃度依存性のないことが認められた。
泉 幸男; 松井 智明; 池沢 芳夫; 田辺 勇美*
保健物理, 13(4), p.295 - 299, 1978/00
原子炉燃料の照射後試験、特に燃料切断におけるFPの飛散度と各捕集機の捕集効率は、作業環境の安全解析に必要である。天然金属ウラン燃料体4本、のべ8回の切断試験において調査を行なった。飛散度は、揮発性の挙動を示したSbは4
10
、粒子状の
Csは4
10
、
Ce-
Prは3
10
でそれぞれ約1桁の差があった。一方、
Cs,
Ce-
Prに対するHE-40の捕集効率は100%であったが、
Sbに対してはHE-40はわずか数%、CP-20に85~88%を示した。以上のように燃料試験施設においては、活性炭捕集材の必要性と揮発性Sbの飛散に対しより注目すべきことがわかった。
村田 幹生; 池沢 芳夫; 吉田 芳和
セイフティダイジェスト, 22(6), p.217 - 219, 1976/06
国内の原子力事業所等で使用されている防護マスク用のカニスタ及びカートリッジとその他の市販品、合わせて18種類について、NaClエアロゾルを用いて捕集性能を調べた。得られた結果にもとづいて、それらを実際に放射性じん挨下での作業に利用する場合の適用性について検討した。
村田 幹生; 秋山 勇; 浅野 善江; 池沢 芳夫; 吉田 芳和; 松本 昌志*
保健物理, 11(3), p.207 - 210, 1976/03
放射性じん埃サンプリング用として広く用いられているセルロース・アスベスト系濾紙(HE-40)の改良型として、セルロースガラス系濾紙HE-40Tが試作された。この実用性を調べるために、捕集効率、圧力損失、表面捕集性能および機械的強度の点からHE-40濾紙と比較検討した。 試験の結果、HE-40TはHE-40濾紙に比べて約1/3の小さい圧力損失でありながら、効率と表面捕集性能がほぼ同じであること、機械的強度も実用できるに十分であることがわかった。これらの結果から、HE-40T濾紙を現場のモニタリングに用いることによって、HE-40と同じ捕集製能を維持しながら、吸引ポンプの負荷を大幅に低減することが可能となる。
池沢 芳夫; 村田 幹生; 大畑 勉; 吉田 芳和; 松本 昌志*
保健物理, 8(3), p.145 - 152, 1973/03
9種類のじん埃サンプリング用炉紙の捕集効率が、単分散ポリスチレン・ラテックス・エアロゾルに対し前方散乱型ホトメータを用いて評価された。そのエアロゾルは、直径が0.091,0.198,0.365,0.500および1.099mの5種類で、面速範囲4.2~200cm/secで試験炉紙に流通させた。Toyo No.660,Toyo No.60およびToyo No.LP炉紙は、面速10~80cm/sec,および粒径0.1~0.5
mにおいてそれぞれ最小効率を示した。Toyo No.5AおよびWhatman No.41炉紙の捕集効率は100cm/sec以上においてすべての試験粒径に対し95%以上であった。またToyo HE-40,HV-70,Toyo GB-100およびGelman E炉紙は99%以上の高効率を示した。単一繊維理論による炉紙の捕集効率、および隣接繊維の相互干渉効果についても検討した。
松井 浩; 大畑 勉
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(10), p.620 - 621, 1972/10
カスケード・インパクタの設計および捕集特性を検討する場合、インパクタの粒子に対する捕集効率関数は非常に重要な因子となる。従来から提案されている理論式は実験値とあまりよく一致しないため、実験値に合うような直線が近似されて来たが、今回、実験値によく一致する関数形を、フラフを描いたときの曲線の類似性から、経験的に見出すとともに、関数に含まれる定数を決定した。