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論文

Soft-rotator model analysis of collective band structures of even-even actinide nuclei

千葉 敏; 岩本 修; 桑田 良作*

Journal of Nuclear Science and Technology, 34(5), p.490 - 497, 1997/05

 被引用回数:2 パーセンタイル:22.59(Nuclear Science & Technology)

Davydov-Chabanにより提案されたsoft-rotator modelの改良モデルを用いて、アクチノイド領域における偶偶核の正パリティーを有する集団バンド構造の解析を行った。本モデルは非軸対称の四重極変形を有する偶偶核の回転運動と$$beta$$-振動及び$$gamma$$-振動を記述する模型である。4個のバンド、すなわち基底状態回転バンド、K~2バンド、n$$_{beta}$$=1バンドとn$$_{gamma}$$=1バンドを再現するようなパラメータを検索し、その系統性を導いた。この結果、多くのアクチノイド領域核において見られる0$$^{+}$$、2$$^{+}$$、4$$^{+}$$…という準位の系列を有する励起バンドがn$$_{beta}$$=1バンドとして記述されることが分かった。また、本研究において導かれた系統性を用いることにより、バンド構造が不明の核についても集団準位を予測することが可能となった。核データ評価に対する本モデルの持つ役割についての考察も行った。

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