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杉川 進; 梅田 幹; 小林 冬実; 長田 正信*; 土尻 滋; 天野 昌江*
Proceedings of International Conference on Nuclear Energy System for Future Generation and Global Sustainability (GLOBAL 2005) (CD-ROM), 4 Pages, 2005/10
銀電解酸化法による汚染された有機液体廃棄物の分解・無機化処理技術は、高温熱分解法などに比べて、低温及び常圧下で無機化が図れる安全性及び経済性に優れた方法である。このため、1996年からTBP-ドデカン溶媒での分解・無機化試験を行い、溶媒が完全にリン酸,二酸化炭素及び水に分解されることが確認されたが、電流効率が低いことが難点であった。このため、超音波による溶媒と銀2価イオン水溶液の強力な混合下で酸化分解を行い、電流効率の大幅な改善を図った。その結果、電流効率はTBP,ドデカン及びTBPの中間生成物の分解では、いずれも機械的攪拌に比べて2倍以上となった。これらの結果に基づいて、少量溶媒のための分解プロセスと多量溶媒のためのアルカリ過水分解とを組合せた分解プロセスを提案した。
近藤 貴; 池田 佳隆; 牛草 健吉; 関 正美; 井手 俊介; 内藤 磨; 安納 勝人
日本原子力学会誌, 37(2), p.124 - 132, 1995/00
被引用回数:1 パーセンタイル:17.64(Nuclear Science & Technology)簡素化された低域混成波電流駆動用ランチャーをオーバーサイズ導波管を用いて開発し、従来の方式に比べ高周波伝送システムを1/4に削減することができた。これを用いた、JT-60Uにおける実験により、従来の最高値を1.8倍上回る3.6MAの電流駆動に成功し、3.510
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A/Wの高い電流駆動効率を達成した。これらの結果は、簡素な構造でありながら高性能のランチャーが実現可能であることを示し、将来の定常核融合炉の低域混成波電流駆動システムを著しく合理化する見通しを得た。本ランチャーを用いた実験により低域混成波電流駆動に関する実験データベースを大きく拡大することができ、駆動電流の増大とともに電流駆動効率が向上し、駆動される電流分布が平坦化することを見い出した。
荒川 和夫; 中村 義輝; 横田 渉; 福田 光宏; 奈良 孝幸; 上松 敬; 奥村 進; 石堀 郁夫
Proc. of the 9th Symp. on Accelerator Science and Technology, p.202 - 204, 1993/00
JAERI AVFサイクロトロンは、1992年1月より試験的な実験利用を開始し、1992年9月より本格的な24時間運転を開始した。これまでに10MeV~520MeVのエネルギー範囲で、水素からクリプトンまでの13のイオン種を材料科学やバイオ技術の実験利用に提供してきた。サイクロトロンの運転・整備の現状とビーム性能および新イオン加速試験を実施した結果について報告する。
田中 茂; 秋場 真人; 堀池 寛; 松岡 守; 小原 祥裕; 奥村 義和
Review of Scientific Instruments, 57(2), p.145 - 150, 1986/00
被引用回数:17 パーセンタイル:85.39(Instruments & Instrumentation)多極磁場型イオン源諸性能に与える軸方向外部磁場及びフィラメント電流が発生する磁場の影響を、高プロトンイオン源を用いて実験的に調べた。その結果、両磁場ともアーク放電特性、アーク効率、プラズマの一様性に重要な影響を与えることが明らかとなった。探針測定により、これら磁場を原因とするアーク効率の変化は、引出し電極面でのイオン飽和電流密度分布の変化と密接に関係していることが示された。この密度分布の変化は、フィラメントから放出される一次電子の軌道に与える磁場の効果で説明できる。実験結果より、イオン源内に残留する外部磁場の許容値は、5G以下であることがわかった。