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恒岡 まさき; 浅香 敏夫*; 中山 伸好*; 飯山 俊光*
電気学会論文誌,D, 119(11), p.1424 - 1425, 1999/11
非共振形DC-DCコンバータを用いた低圧-特別高圧変換直流電源は特高側の蓄積エネルギーを最小化でき、かつ高効率のため高速遮断性能を持つ大容量電源に適している。筆者等は核融合炉用電子サイクロトロン共鳴加熱のジャイロトロン加速電源にこの方式を採用してきた。この方式の課題点に昇圧変圧器の寄生共振対策がある。これは変圧器の漏れインダクタンスと巻線容量とで形成されるものである。特に巻線容量を抑える対策が必要となる。そこで、筆者等はこの巻線の低容量化のため、2次巻線を多ブロック化し、巻線に蓄積する静電エネルギーを小さくする方法を用いた。これにより従来行われてきたレイヤー巻に対し、およそ100分の1の静電容量にすることに成功した。また、共振周波数も10kHz~200kHzにし、キャリア周波数5kHzに対してシフトした変圧器とする方法を確立した。
恒岡 まさき; 竹内 正人*; 高橋 勲*
IEEE 13th Symp. on Fusion Engineering, Vol. 2, p.1206 - 1209, 1989/00
核融合実験装置に用いるRFプラズマ加熱装置用電源において求められることは、電圧の平滑性能と遮蔽速度の高速性である。従来は多量のコンデンサーとクローバ(短絡回路)により実現化されて来たが、前者は遮蔽速度を鈍くし、後者は短絡回路を作り直流回路系への負担を重くする。そこで、1kHzの高周波動作で運転するDC-DC変換器を用いた新型RF電源を考案した。この性能を検証するため計算機による検証、5kW級(-1kV5A)のモデル実験による検証と実機の設計について検討結果を示した。この結果、先のコンデンサーやクローバーを用いずとも十分な電圧平滑性と遮蔽速度をDC-DCコンバータを用いた電源システムで実現化出来ることがわかった。計算機による検討により0.5%の平滑性とモデル実験による結果から36secの高速遮蔽性を得ることを確認した。