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前川 藤夫; 大山 幸夫
Nuclear Science and Engineering, 123, p.272 - 281, 1996/00
被引用回数:3 パーセンタイル:32.65(Nuclear Science & Technology)D-T中性子源施設OKTAVIANで行われた漏洩2次線スペクトル測定実験のベンチマーク解析により、JENDL-3.2とFENDL/E-1.0に収められている13元素(C、F、Al、Si、Ti、Cr、Mn、Co、Cu、Nb、Mo、W、Pb)の14MeV中性子に対する線生成データの検証を行った。輸送計算にはMCNPコードを使用し、詳細なスペクトル解析のためにフラッギング法を適用した。テストの結果、JENDL-3.2ではTi、Cr、Mr、Pbに、FENDL/E-1.0ではTi、Cr、Mn、Co、Nb、Pbの2次線データに多少の問題はあるものの、重大な問題点は全く見られなかった。今回のベンチマークテストにより、14MeV中性子入射に関する限り両ライブラリ中の対象とした13元素の2次線データは妥当であることを示した。
横尾 宏; 高橋 智子
ドクメンテーション研究, 29(7), p.267 - 274, 1979/00
数値データを含む文献を容易に検索できるようにするため「データフラッキング」が今年からINISに導入された。入力すべき文献が有用な数値データを含む場合、リテラリインディケータNを付与し、データの型区分(実験値、理論値など)や提示形態(図表など)をデスクリプタの付与により行なうとともに、通常のインデクシング時に付与されたデスクリプタの中からデータの主題を表わすものを選定(Dラベリング)する。これらの手順について詳しく紹介し、併せて導入の背景,経過について簡単にふれる。