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山下 清信; 新藤 隆一; 村田 勲; 中田 哲夫*
JAERI-M 89-198, 42 Pages, 1989/12
本報は、高温工学試験研究炉(HTTR)の実効遅発中性子生成率及び即発中性子寿命の評価の方法及び結果についてまとめたものである。本評価では、実効遅発中性子生成率及び即発中性子寿命の値の燃焼に伴う変化及び出力変化に伴う変化を評価し、更に評価値の誤差についても評価した。燃焼に伴う実効遅発中性子生成率値の変化幅は0.0047~0.0065であり、また、即発中性子寿命値の変化幅は0.67~0.78msである。また、実効遅発中性子生成率及び即発中性子寿命の誤差は各々ほぼ10%以内に収まることが明かとなった。
金子 義彦; 秋濃 藤義; 山根 剛
Journal of Nuclear Science and Technology, 25(9), p.673 - 681, 1988/09
被引用回数:8 パーセンタイル:64.66(Nuclear Science & Technology)半均質臨界実験装置(SHE)の積分量に関する実験値と計算値との比較に基づいた間接測定により、Uの熱中性子核分裂に対する遅発中性子データの評価を行なった。評価に使用した積分量は、動特性パラメータ、燃料棒の反応度価値及び可燃性毒物棒の反応度価値である。実験値に対する計算値の比の、1から偏差の自乗和を最小にするという条件のもとで、実効遅発中性子分率
eff及び遅発中性子先行核の崩壊定数
の両者についてその最確値を決定した。その結果、
effの最確値はkeepinの遅発中性子データセットを用いて得られる値よりもかなり大きいことがわかった。また、その最確値はENDF/B-IVよりもENDF/B-Vを用いた場合の
eff値に近い。一方、
の最確値とkeepinの熱中性子核分裂に対する
の値との間には、実験の不確さ以上の有意な差は認められなかった。