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山内 俊彦; 伊藤 伸一*; 峰原 英介
Technical Digest on 4th Pacific Rim Conference on Lasers and Electro-Optics (CLEO/Pacific Rim 2001), p.I_148 - I_149, 2001/00
赤外レーザー照射によるダイオキシン類の分解には、熱分解と多光子解離がある。この場合特に、分解するには高吸収率を持つレーザー波長の選択が重要である。さて、熱分解は低いレーザーパワーでも起き、その赤外吸収熱分解(無害化)のモデルとして、直接のレーザー吸収による熱分解に加えて、ダイオキシンの脱塩素化における水蒸気アシストの重要性を議論している。
内山 軍蔵; 藤根 幸雄
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 230(1-2), p.105 - 109, 1998/00
被引用回数:3 パーセンタイル:31.26(Chemistry, Analytical)ブチルアルデヒド異性体の銀触媒電解酸化について研究した。本研究では、n-及びiso-ブチルアルデヒドの分解速度と銀触媒濃度、硝酸濃度、酸化電位及び温度との関係について述べる。硝酸濃度3M、銀触媒濃度0.1M、酸化電位1.6V(対飽和化カロメル電極)、温度50
Cにおいて、0.015Mn-ブチルアルデヒドの99%以上が約50分の電解時間で酸化分解することがわかった。本研究で得られた結果は、硝酸水溶液中のブチルアルデヒド異性体を銀触媒電解酸化法により分解処理できることを示した。
山下 清信; 徳原 一実*; 新藤 隆一; 村田 勲; 七種 明雄
日本原子力学会誌, 36(9), p.865 - 868, 1994/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Nuclear Science & Technology)解体核兵器から出るプルトニウムの処理方法として、ウラン(U)等の親物質と混合した燃料を軽水炉等で燃焼する方法が提案されている。この場合、核変換によって生成した核分裂性物質を有効利用するためには、使用済燃料を繰り返し再処理する必要がある。そこで、燃料をPuからなる燃料球(消滅用燃料球)と親物質からなる燃料球(増殖用燃料球)に分離し、これらをペブルベッド型高温ガス炉の炉心内に混在させて燃焼させ、更に連続的交換することにより、Puを有効的に消滅する方法を考案した。この方法では、消滅用燃料球の
Puは初期値の1%以下まで消滅でき、消滅用燃料球を直接廃棄できる。また、増殖用燃料球の燃焼は極めて緩慢であるため、健全性が保たれる限り繰り返し使用し再処理の回数を少なくすることができる。ここでは、Pu消滅率、消滅用燃料球1個の最大Pu装荷量等について述べる。
依田 修; 栗山 将; 小田島 晟*
Journal of Materials Science Letters, 1, p.451 - 452, 1982/00
被引用回数:11 パーセンタイル:57.98(Materials Science, Multidisciplinary)ポリエチレン結晶の放射線による崩壊機構について、著者らは、X線回折実験の結果より、ラメラ表面からの架橋によって結晶c軸方向より崩壊が進むことを主張してきた。最近Unqarらは、結晶格子内に架橋が生成し、これにより結晶格子内部から崩壊が起るという新しいメカニズムを提唱した。これに対して、著者らは、c軸方向の結晶長の変化と、対応する結晶化度を定量的に測定することによって、結晶崩壊はラメラ表面から進むことを再び示した。