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白石 邦生; 助川 武則; 柳原 敏
JAERI-Data/Code 98-010, 186 Pages, 1998/03
原研においては昭和61年から進められてきたJPDRの解体作業が平成8年3月までに完了した。この解体作業では、解体作業に関係する種々のデータを体系的に収集し、計算機に蓄積して解体データベースを構築するとともにこれらのデータを分析して解体作業の特徴を明らかにした。また、収集整理した作業データの汎用性に関する検討を行うとともに、他の原子力施設の解体作業の計画に適用することを目的にして、データの分析結果を単位作業係数や管理データの予測のための単純な数式として、より一般性のある形にまとめた。作業データの分析結果は将来の商業用原子力発電所の解体計画の作成等に適用できるものである。
柳原 敏
日本機械学会誌, 100(948), p.1174 - 1178, 1997/11
原研では昭和56年から実施したJPDR廃止措置計画において、安全で効率的な原子力施設の廃止措置技術の開発を行い、その技術をJPDRの解体作業に適用して実証を計った。この結果、JPDRの解体作業を平成8年3月までに終了し、原子力発電所を安全に解体できることが証明された。ただし、解体作業で発生した放射性廃棄物については、大部分を保管施設で管理しており、廃棄物の効率的な処理やリサイクルは今後の課題である。解体作業から生じる廃棄物をできる限り少なくし、有効な資源をリサイクルする必要がある。このためには、リスクと利益を十分に考慮した周到な計画が必要であり、JPDRの解体作業から得られたデータや経験が役立つものと考えられる。本稿では、JPDR解体作業の経験、世界の解体廃棄物の処理処分に関する取組みについて紹介する。
柳原 敏; 伊東 慎一; 白石 邦生
Proc. of the 1993 Int. Conf. on Nuclear Waste Management and Environmental Remediation,Vol. 3, p.423 - 431, 1993/00
JPDR解体プロジェクトでは、放射化または放射能汚染した機器・構造物を細断して全て容器に収納した上で保管するという特徴ある方針の下で作業が進められている。また、解体作業からは、作業別に、人工数、廃棄物量、作業者線量当量などのデータを体系的に収集し、解体データベースを構築している。そこで、本解体プロジェクトの特性を明らかにすることを目的に、システムエンジニアリングの一つとして、解体作業とともに廃棄物管理に関する分析を実施した。この結果、種類別の容器使用量とその収納効率、所要人工数と付随廃棄物(作業員の手袋、靴カバー、ビニールシート等)量との関係などが明らかになった。これらの分析結果は、将来の大型発電炉のデコミッショニング計画作成やプロジェクト管理に有効に役立つものである。