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大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 43(9), p.1147 - 1150, 1987/09
等核2原子分子で定義した有効核電荷の多原子分子への転用性を知るため、基準振動の解析によって決定されたポテンシャル定数(力の定数)を用いて、多数の3原子分子の有効核電荷を最小二乗法により逆算した。その結果、3原子分子の有効核電荷(計算値)は等核2原子分子で定義した有効核電荷と良く一致することがわかった。これは等核2原子分子の有効核電荷が多原子分子へ転用できることを示唆している。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 84(3), p.1670 - 1676, 1986/00
被引用回数:2 パーセンタイル:12.79(Chemistry, Physical)有効核電荷モデルにおける分子内ポテンシャル関数を利用して、Parr と Gadre によって提案された分子に関する2つのエネルギー同次性(核電荷に関する全分子エネルギーの同次性と核電荷に関する全電子エネルギーの同次性)の仮定の妥当性を検討した。上記2つの仮定にもとづいて、2原子分子の調和および非調和の力の定数を導いた結果、前者の全分子エネルギー同次性の仮定が有効なものと分かった。さらに、全分子エネルギー同次性の条件から導かれる非線型1次および2次の微分方程式を解き、その解を利用して2つの仮定の相互関係を明らかにした。最後に、全分子エネルギー同次性の条件を Hartree-Fock法に組入れた場合の効果について詳細に議論した。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 82(2), p.860 - 867, 1985/00
被引用回数:2 パーセンタイル:14.83(Chemistry, Physical)有効核電荷(ENC)モデルで用いられる振動ポテンシャル関数を基礎として、多原子分子のエネルギー成分、即ち、電子運動エネルギーおよび静電ポテンシャル(電子-核引力,電子-電子反発)エネルギーに対する近似式を導いた。これらを試験的に等核および異核2原子分子に応用して、各式の有用性を確かめた。また、分子の電子波動方程式を解いて得られる固有値の和(ハートリー・フォックの軌道エネルギーの和)についての近似式を導き、上と同様の考察を行った。最後に、全分子および電子エネルギーの核電荷に関するエネルギー同次性の問題を取りあげ、これを調和近似の力の定数をもとにして詳細に議論した。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 80(4), p.1556 - 1561, 1984/00
被引用回数:6 パーセンタイル:28.74(Chemistry, Physical)分子におけるParr-Gadreエネルギー同次性の条件を有効核電荷モデルのポテンシャル関数を用いて詳細に検討した。この条件からのエネルギー偏差は、分子の全SCFエネルギーと固有値の和との差によって表わされ、さらにモデルポテンシャル中の原子間距離に依存する項と密接に関係付けられることが分った。また、分子の化学ポテンシャルを計算するための近似解析形をモデルポテンシャルと低次のグラジエント展開の結果から導いた。これより、化学ポテンシャルの変化は、モデルポテンシャル中の補正項、即ち分子の非局在電子の挙動を記述する項に依存することが分った。
大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 39(2), p.181 - 187, 1983/00
さきに提案した有効核電荷(ENC)モデルを改良し、これを3原子分子における非調和(高次)の力の定数の計算に応用する。特に、有効分子内ポテンシャル関数に含まれる補正項を結合および非結合原子間距離の逆巾級数に展開する。これによって得られるポテンシャルは3原子分子(例:CO
,CS
,OCS,N
O)の非調和の力の定数の推定に有効であるばかりでなく、より複雑な多原子分子の非調和力場の議論にも応用できることが示される。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 77(10), p.5040 - 5044, 1982/00
被引用回数:10 パーセンタイル:42.42(Chemistry, Physical)Wilsonによって導かれた四次元電子密度関数を含む量子力学的エネルギー式を用いて、有効核電荷(ENC)モデルにおける振動ポテンシャル関数を詳細に検討し、次の結果を得た。(1)Wilsonのエネルギー式からENCモデルの中で仮定したポテンシャル関数を理論的に導くことに成功した。(2)ポテンシャル関数の原子間距離に依存しない項W
を解析し、その解析形を得ることができた。(3)ポテンシャル関数の非局在電子密度に存在する項N(r:R)の性質についての知見を得ることができた。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 77(1), p.424 - 429, 1982/00
被引用回数:6 パーセンタイル:29.92(Chemistry, Physical)多原子分子の全分子エネルギーを推定するために、有効核電荷(ENC)モデルの中で仮定される振動ポテンシャル関数を詳細に検討した。特に、全分子エネルギーの決定において重要な役割を果たすポテンシャル関数中のWo項(原子変位に依存しない項)を「March-Pars scaling function」を用いて解析し、その解析形を導いた。これを2原子及び多原子分子へ応用し、数値計算によってその妥当性を確認した。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 76(5), p.2565 - 2568, 1982/00
被引用回数:11 パーセンタイル:44.91(Chemistry, Physical)多原子分子の力の定数を推定するために提案された有効核電荷(ENC)モデルが、更に分子振動を正確に記述できるように改良される。ENCモデルの中で仮定された有効分子内ポテンシャル関数が2原子分子の振動を詳細に説明できるように修正される。即ちポテンシャルに含まれる非局在原子価電子にもとづく補正項が平衡位置付近で原子間距離の逆巾級数の解析形に展開される。この展開によって得られるポテンシャルは2原子分子の非調和(高次)の力の定数の推定ならびに電子励起状態の記述に対して有効である事が示される。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 74(8), p.4738 - 4739, 1981/00
被引用回数:2 パーセンタイル:38.43(Chemistry, Physical)等核2原子分子の分子遮蔽係数から、便宜的に原子遮蔽係数を定義した。この定義は分子における各原子の有効核電荷の性質を理解するのに役立つばかりでなく、多くの異核2原子分子の2次の力の定数を推定するのに有用であったPearsonの経験式に理論的根拠を与えることができる。
molecules, IV大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 37A(10), p.873 - 878, 1981/00
前報に引続き、有効核電荷モデルを三角両錐型XY
分子に適用し、モデルの妥当性を検討した。等核2原子分子の2次の力の定数から定義された有効核電荷を用いて、XY
分子の各種の力の定数を算出し、これらを基準振動の解析によって得られる力の定数(実験値)と比較した。その結果、本研究で取り扱った7種類の分子において、計算値と実験値との対応は極めて良く、有効核電荷モデルがより複雑な多原子分子の力の定数の推定にも応用できる見通しを得た。
molecules, III大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 73(11), p.5459 - 5463, 1980/00
被引用回数:34 パーセンタイル:75.56(Chemistry, Physical)さきに提案した有効核電荷モデルの妥当性を調べるため、等核2原子分子の2次の力の定数から定義された有効核電荷を用いて四面体型XY
分子の力の定数を算出し、これらを基準振動の解析によって得られる力の定数(実験値)と比較検討した。その結果、本研究で取り扱った10種類の分子において、計算値と実験値との対応は極めて良く、有効核電荷モデルがより複雑な多原子分子における近似的な力の定数の推定にも応用できる見通しを得た。
molecules, 2大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 72(6), p.3663 - 3668, 1980/00
被引用回数:40 パーセンタイル:79.19(Chemistry, Physical)平面および三角錐型XY
分子の各種の力の定数を、さきに提唱した有効核電荷モデルにより計算し、これらを実測振動数の基準振動解析から得られる力の定数と比較検討した。その結果、計算値と実測値との一致は極めて良く、より複雑な分子への適用が可能であるとの見通しを得た。
大和田 謙
Journal of Chemical Physics, 72(1), p.1 - 6, 1980/00
被引用回数:42 パーセンタイル:80.16(Chemistry, Physical)等核二原子分子に摂動論を応用して得られる力の定数を用いて、種々の原子の有効核電荷が定義された。これらの有効核電荷は、直接、異核二原子分子の力の定数の計算に転用できることが理論的に証明された。上で定義された有効核電荷を多原子分子へ応用するため、静電理論にもとづく有効分子内ポテンシャル関数が提案され、これによって、まず、三原子分子の力の定数が計算された。これらは実測振動数から得られた値と比較的良く一致することが分った。したがって、有効核電荷を用いる本法は多原子分子の力の定数の推定に極めて有用であると思われる。
大和田 謙
Chemical Physics Letters, 66(1), p.149 - 153, 1979/00
被引用回数:1有効核電荷を含む静電ポテンシャル関数にもとづいて多原子分子の変角の力の定数、Hjk、を次式のように導いた。 Hjk=Zj
Zk
/qjk
(SjikSkij+2TjikTkij) ここにqは平衡位置における非結合原子間距離、Z
は有効核電荷、SおよびTは分子の幾何学的パラメータである。上式を多くの三原子分子を用いて評価した結果、変角の力の定数の推定に有用であることがわかった。