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渡部 雅; 加藤 正人
Frontiers in Nuclear Engineering (Internet), 1, p.1082324_1 - 1082324_9, 2023/01
UOの酸素ポテンシャル及び酸素拡散係数は燃料性能に大きな影響を与えるため、多くの実験データが取得されてきた。しかしながら、1673K以上の高温領域における酸素ポテンシャル及び酸素拡散係数のデータは非常に少ない。本研究ではこれらのデータを取得し、欠陥化学によって解析することを目的とした。1673-1873Kにおける定比組成近傍のUO
の酸素ポテンシャル及び酸素化学拡散係数を気相平衡法によって測定した。測定した酸素ポテンシャルと文献値のデータを欠陥化学により解析し、UO
の酸素ポテンシャルを温度及びO/U比の関数として定式化した。本研究で得られた酸素化学拡散係数は文献値との比較から妥当な値と判断された。酸素ポテンシャルの測定結果から酸素化学拡散係数は酸素分圧依存性を有することが推測されたが、実験データから明確な依存性は確認できなかった。
境 誠司; 楢本 洋; Xu, Y.; Priyanto, T. H.; Lavrentiev, V.; 鳴海 一雅
Materials Research Society Symposium Proceedings, Vol.788, p.L11.49.1 - L11.49.6, 2004/00
真空同時蒸着法によりCoとCの混合物質薄膜を作製して、Co濃度の関数として微視的構造変化と電気的特性を評価した。Coも濃度としては、CoxC
(x: C
分子当のコバルト原子数)の形で、x=0.5-700の範囲で制御した。混合による薄膜の体積膨張とC
分子振動のラマンモードの低波数側へのシフト量をCo濃度を制御して評価することにより、混合物質の構成要素としては、C
にCo原子が配位したC
よりなる基相と析出したCo超粒子であることを示した。さらに詳細な解析から、C
基相中ではCo原子からC
に1個の電子供与が生じ、x=4でこの現象は飽和することを見いだした。また混合物質の電気伝導特性は、Co濃度に依存した、異なった伝導特性を示した。すなわち低濃度から順に、x
4では、C
基相に由来すると考えられる半導体的温度依存性を示すこと、4
x
60では孤立Co粒子が関与するバリアブルレンジホッピング機構が支配的であること、さらにx
60の高濃度では、Co粒子間にパーコレーション経路が形成されることによる金属伝導機構が作用していることなどを明らかにした。
玉田 正男; 浅野 雅春; 吉田 勝; 熊倉 稔
Radiation Physics and Chemistry, 36(6), p.866 - 867, 1990/00
トリエチルアミン-テトラシアノキノジメタン錯体に電子線を照射し、電気伝導度への照射効果を検討した。錯体を粉砕後、圧力をかけてペレット化し、電気伝導度を測定した。10~1000KGyの照射で電導度は減少した。粉末の状態で照射し、その後、ペレットの形成を行なった場合、電導度の減少は形成後照射した場合と比較して、小さかった。このことから、この錯体の形成物は線量計としての応用があることが示された。
大道 敏彦; 竹下 英文; 福島 奨; 前多 厚
Journal of Nuclear Materials, 151, p.90 - 94, 1987/00
被引用回数:3 パーセンタイル:74.53(Materials Science, Multidisciplinary)酸素空孔を含むf.c.c型ウラニア-イットリア固溶体の電気伝導度を室温から400Cにわたってチッ素(99.99%up)中で測定した。約200
C以上で電気伝導度は酸化のために上昇し、温度上昇、下降時の伝導度-温度曲線に差異が見られた。伝導度の値を固溶体中のU
に局在したホールをキャリアと仮定して、スモールポーラロンモデルで評価した。酸素空孔はキャリアの移動を防げるような作用をする。
大野 英雄; 長崎 正雅; 石山 孝; 片野 吉男; 勝田 博司
Journal of Nuclear Materials, 141-143, p.392 - 395, 1986/00
被引用回数:3 パーセンタイル:40.67(Materials Science, Multidisciplinary)高強度・高じん性セラミックスと言われる部分安定化ジルコニアを核融合炉用電気絶縁あるいはRF窓材料として使用する場合、高温での相変態が問題となる。本研究では、ZrO-Y
O
系及びZrO
-MgO系部分安定化ジルコニアを様々な条件で作成し、その高温での相安定性を電気伝導度、X線及び中性子線回折、ならびにレザーラマン分光法で調べた。これらの結果、高温における相安定性は結晶粒径により大きく左右されることが明らかとなった。たとえば、3mol%Y
O
を含む部分安定化ジルコニアの場合、混合法で作成した焼結体(粒径5~10
m)の使用上限温度は約700Kであるが、共沈法で作成した微細粒子粉末(粒径1
m以下)焼結体は1300Kにおいても長時間安定性を示した。また、これらの材料の中性子およびイオン照射に伴う相安定性についてものべる。
大野 英雄; 古川 和男
First Inter.Symp.on Molten Salt Chem.Technol.,J-315, p.449 - 452, 1983/00
イオン性液体中でのイオンの分極・変形効果(可変形イオン模型-deformable ion modelと呼んでいる)は、アニオン・カチオン半径の和(r+r
)およびそれらの比(r
/r
)とならんでアルカリハロゲン化物液体の構造・物性を支配する重要因子の一つである。すでに、融点における体積変化ならびに動径分布函数の第1ピーク位置に関して、イオンの分極・変形効果の重要性を証明してきた。本稿では、イオン性液体の動的挙動を最もよく代表し、また測定精度が高い電気伝導度に関して、最近の新しいデータをもとに考察を試みた。
林 香苗; 入江 正浩*; 林晃 一郎*
Polym.J., 3(6), p.762 - 763, 1972/06
被引用回数:6二塩化メチレン溶液中でのメチルスチレン-テトラシアノベンゼン錯合体の光イオン重合の開始機構を系の電気伝導度の変化より調べた。光電流の励起波長依存性や酸素の効果などから生成したフリー・イオンが重合の開始種であることが推測された。
松尾 秀人; 本多 敏雄
Journal of Nuclear Materials, 45(1), p.79 - 81, 1972/01
被引用回数:2300~400Cで照射した黒鉛の熱伝導率Kと電気比抵抗
の間には、K
が照射量に対して直線的に減少する関係があるが、その照射黒鉛を熱焼鈍し、照射によって生成した欠陥の熱回復過程における両者の関係がどのように変化するかを、東海炉で照射された黒鉛について調べた。それらの結果から1100~1200
C以上では、両者には未照射黒鉛と同じ変化の傾向が得られ、それ以下の温度では明確な関係は見い出せない。またその境界の温度ではK
はピークを示し、そのピークは高照射になればなる程高温側にずれる。これらのことから、照射黒鉛ではある特別な欠陥が存在している場合にのみ、K
の間には未照射黒鉛と同じ関係があることがわかった。そして850
C~1100
Cにおける欠陥の回復の挙動と、それ以上の温度とでは異なると考えられる。
林 香苗; 高田 清*; 林晃 一郎*; 岡村 誠三*
Radiat.Eff., 1, p.109 - 116, 1969/00
抄録なし
林 香苗; タカダキヨシ*; ハヤシコウイチロウ*; オカムラセイゾウ*
Radiation Effects, 1, p.109 - 116, 1969/00
抄録なし
林 香苗; 高垣 虎雄; 高田 清*; 林晃 一郎*; 岡村 誠三*
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 41(5), p.1261 - 1263, 1968/00
被引用回数:7抄録なし