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論文

磁力線に沿った運動が関与する非局所輸送

滝塚 知典; 北條 仁士*; 羽鳥 尹承*

プラズマ・核融合学会誌, 78(9), p.857 - 912, 2002/09

磁場閉じ込めプラズマ中の磁力線に沿った輸送について概説する。無衝突及び衝突拡散的輸送について比較する。その速い輸送のために、磁力線方向のプラズマの性質は非局所的に振る舞いやすい。トカマク中のスクレイプオフ層とダイバータプラズマの非局所的現象の一つを紹介する。その磁力線方向に形成される非対称性はスクレイプ層の電流に関連する熱電不安定性に起因する。MARFEと呼ばれる局所的な現象は強い放射冷却により作られる。磁力線方向に非局所的で磁力線垂直方向に局所的構造を持つスネークはトカマクの中心プラズマに生じている。ミラープラズマにおけるミラー端からの軸方向損失について紹介する。特にピチ角散乱によるロスコーンへの落下及び磁気モーメント断熱性の破れによる損失が非局所的な軸方向輸送に関連することを述べる。

論文

The effect of fission products on burnup characteristics in high conversion light water reactors

高野 秀機; 金子 邦男*; 秋江 拓志; 石黒 幸雄

Nuclear Technology, 80, p.250 - 262, 1988/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:56.32(Nuclear Science & Technology)

高転換軽水炉において核分裂生成物(FP)の共鳴遮蔽効果が燃焼特性へ及ぼす影響を調べた。FPの自己遮蔽効果は燃焼反応度損失をかなり滅じ、燃焼度50GWD/t時において実効増倍率に0.5%$$Delta$$kの影響を及ぼすことを明らかにした。更にアクチニドとFPの共鳴相互干渉効果が検討され、数核種のFPに対して重要であることを示した。FPの核データの不確かさが燃焼度変化に及ぼす影響も4つの評価済核データファイル:JENDL-2,JEF-1,ENDF/B-IVとENDF/B-Vを用いて調べた。JENDL-2とENDF/B-Vの計算結果ではかなりの差が見られたが、JENDL-2とJEF-1とでは偶然的な相殺により差が小さかった。

報告書

JMTRにおけるLOCAの熱水力解析

桜井 文雄; 小山田 六郎

JAERI-M 85-001, 33 Pages, 1985/02

JAERI-M-85-001.pdf:0.74MB

JMTR炉心の高濃縮度燃料(濃縮度:93%)から中濃縮度燃料(濃縮度:45%)への転換に係る安全審査において、LOCAの再評価が求められた。そして、1次冷却系配管の両端破断によるLOCAの熱水力的検討の結果、以下の事項が確認された。(1)燃料は炉心の冠水が維持されれば焼損しない。(2)1次冷却系配管の両端破断によるLOCAにおいて炉心が空気中に露出するのを防ぐためには、1次冷却系配管の小破断を想定して設置されている現行のサイフォンブレーク弁($$phi$$25mm)を大口径のもの($$phi$$60mm以上)に交換する必要がある。 サイフォンブレーク弁のサイズを検討するために、計算コードSBAC(Siphon Breaker Analysis Code)を作成した。本コードの精度は5%以内であることが検証実験により確認できた。

口頭

土壌流亡を考慮した水質モデルを用いた加古川流域における出水時の浮遊物質流出解析

小池 太一*; 池之上 翼; 古賀 佑太郎*; 松尾 智仁*; 嶋寺 光*

no journal, , 

閉鎖性海域であり貧栄養化が問題となっている播磨灘において栄養塩管理を行うためには、陸域からの栄養塩負荷量の正確な推計が必要である。本研究では、播磨灘への流入河川の中で最大の流域面積を持つ加古川流域を対象として、栄養塩負荷量を出水時の急増を含めて正確に推計することを目的とする。そのためにまず、土壌流亡を組み込んだ水質モデルを用いて出水時の浮遊物質(SS)負荷量を推計し、その精度評価を行った。結果として、ピークの高さや出現タイミングには改善の余地があるものの、出水時のSS負荷量の増加をおおむね再現できた。

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