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赤岡 克昭; 丸山 庸一郎
日本原子力学会和文論文誌, 4(2), p.127 - 134, 2005/06
動力試験炉(JPDR)の放射化金属廃棄物のうち、ASTM A302Bを母材とする圧力容器とSUS304を母材とする炉内構造物について分留特性について、ラングミュアの方程式とヘンリーの法則を組合せることにより、廃棄物の蒸発速度の数値解析を行った。その結果、いずれの場合もEu,
Eu,
Cと
Nbについては、分留によってクリアランスレベル以下に減量できると計算された。また、ASTM A302Bについては、77年の冷却期間の後、
Mn,
Fe,
Co,
Niと
Niについてもクリアランスレベルを満足することがわかった。一方、SUS304の場合は、クリアランスレベルを満足させるためには
Niと
Niを同位体分離を用いて除去する必要があることがわかった。
赤岡 克昭; 丸山 庸一郎
RIST News, (39), p.23 - 31, 2005/03
原子力施設の解体等により発生する放射化金属廃棄物中に含まれる極微量の放射性核種を除去し、放射性廃棄物の量を削減するために、原子ビーム状に蒸発させた金属の分留とレーザー照射による核種除去を組合せた分離方法の研究を行っている。現在、金属の分留特性を把握するためにHenryの法則をLangmuirの式に適用した簡単なモデルを用いた解析コードを作成し数値解析を行っている。この解析コードにより、超々ジュラルミン(アルミニウム合金7075:Al-5.6Zn-2.5Mg-1.6Cu-0.25Cr)の蒸発について解析したところ実験とよく一致する結果が得られた。さらに、本解析コードを用いて、動力試験炉(JPDR)から排出されたSUS304を母材とする炉内構造物について分留特性の解析を行った結果、1/100以下に減量できる可能性を示すことができた。
赤岡 克昭; 丸山 庸一郎
JAERI-Research 2004-012, 12 Pages, 2004/08
おもにステンレスから構成されるJPDR金属廃棄物を対象に02500
Cまで200
C/hで昇温する場合の分留特性の数値解析を行った。解析モデルはHenryの法則をLangmuirの式に適用しRunge-Kutta法を用いて解析した。その結果、
Eu及び
C,
Nbは分留によって除去できることが示された。
Mn及び
Feについては、30年程度の冷却によって放射能をクリアランスレベル以下に低減できる。したがって、
Niと
Coをレーザーによって除去することにより、放射化金属の廃棄物量を1/100以下にできる可能性があることが明らかになった。
赤岡 克昭; 丸山 庸一郎
日本金属学会誌, 68(3), p.181 - 184, 2004/03
被引用回数:0われわれは、原子力施設の解体等により発生する放射化金属廃棄物中の極微量の放射性核種を除去するために、金属の分留とレーザー照射を組合せた分離方法の研究を行っている。その第1段階として、超々ジュラルミン(アルミニウム合金7075: Al-5.6Zn-2.5Mg-1.6Cu-0.25Cr)の分留特性の測定と数値解析を行った。実験では378.7mgのジュラルミンを抵抗加熱蒸発装置により200K/hの昇温速度で1773Kまで加熱し、蒸発させ、四重極質量分析計でイオン電流を記録することにより分留特性を測定した。数値解析はHenryの法則をLangmuirの式に適用し、Runge-Kutta法を用いて解析した。その結果、分留特性は実験と数値解析がよく一致し、ジュラルミンからAlとZn, Mgを分留できることを示した。
石原 健彦; 平野 見明; 本多 敏雄
日本原子力学会誌, 4(4), p.231 - 239, 1962/00
抄録なし