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泉 幸男; 木内 伸幸; 池沢 芳夫
保健物理, 29, p.417 - 422, 1994/00
作業現場において、作業直前に使用する全面マスクによる防護係数の測定システムを確立した。このマンテスト法による測定は、静止時と5種類の模擬動作について、述べ2279回実施した。測定結果の防護係数は、2.3~6700の広範囲に分散し、同係数50以上は95%、1000以上は約64%を示し、大きい数値側に偏重した分布であった。特定の着用者に注目すると、防護係数の大小が各個人に依存しており、その経時変化は不規則で変動幅も大きい。本システムの導入は、不測の内部被ばくを防護できる一方、高い防護係数が期待できる例も多く認められ、過剰防護を防止できると共に適切な余裕度のある呼吸用防護具の着用が可能であり、外部被ばくの低減化も図られることが分った。
木内 伸幸; 泉 幸男; 池沢 芳夫
保健物理, 26, p.31 - 38, 1991/00
マスクマンテスト法の実際の作業現場への適用に関する問題点として、マスク内エアロゾル濃度のサンプリング方法、測定濃度の補正について検討した。(1)サンプリング用器具として、片路開閉型のマイクロカプラーを採用し、全面マスクに取り付けた。(2)試験エアロゾル(NaClエアロゾル)のマスク面体内部の濃度分布を実測することにより、サンプリング位置を呼吸域であるノーズカップ内から決定した。定量評価の可能性は、もれ位置が、サンプリング位置と同じ側の場合、約85%以上、反対側の場合、約30%以上である。(3)エアロゾル使用に伴い、粒子成長による沈着が予想され、検出器による測定濃度には、補正を必要とする。本実験では、補正係数は、1.5であった。
木内 伸幸
保健物理, 25, p.82 - 84, 1990/00
セル内除染作業においては、内部被曝、身体汚染防護として、作業者は、各種の呼吸用保護具、防護服を着用している。しかし、これらの着用による作業者の作業負担は著しいものと予測される。このため、その作業負担を定量的に把握することは、放射線作業における安全性の向上につながると考える。そこで、除染作業における作業者の発汗量に着目し測定した。その結果、以下のことが分かった。(1)除染作業における単位作業時間(1時間)当りの作業者の発汗量は、最大で2l、平均で1lあった。(2)エアラインスーツを着用した除染作業と全面マスクとビニールアノラークを着用した除染作業における作業負担は、発汗量からは、ほぼ等価であった。(3)測定結果と発汗量の適用限界から、各作業者のセル内除染作業時間は、最大2時間が目安になるだろう。
村田 幹生; 池沢 芳夫; 吉田 芳和
保健物理, 14(2), p.115 - 124, 1979/00
浄気式の全面、半面マスクが実際に着用されたときに得られる防護係数(環境エアロゾル濃度/マスク内エアロゾル濃度)を測定した。試験マスクは合わせて9種類(全面3,半面6)で、いずれも放射性粉じん用マスクとして市販、あるいは試作のものである。被験者として放射線管理第1課および第2課の中から、約40名の方にご協力を頂いた。測定には塩化ナトリウムエアロゾルを用いた。本測定によって、それぞれのマスクを各被験者が着用して得られた防護係数の分布が明らかになった。この測定値に基づいて、各マクスの性能と安定性を定量的に評価した。また、代表的な動作のもとで測定を行い、動作負荷にともなう各マスクの性能変化を明らかにした。これらの結果から、比較的優れた性能を有した数種類のマスクを選び出し、実用上の防護係数について検討した。
池沢 芳夫; 村田 幹生; 吉田 芳和
保健物理, 11(1), p.45 - 50, 1976/01
防護マスクの性能は、マスク面体と顔面との気密性に起因する漏洩率に主に支配される。NaCl粒子による漏洩率試験法の実用性を調べるため、3種類の半面マスクと2種類の全面マスクを約40名の被験者に着用させ、漏洩率の測定を行なった。NaCl粒子雰囲気のフード内で、防護マスクを着用した被験者の呼気中のNaCl濃度を炎光分光光度計で測定した。その結果、この試験法は、主としてフィットネスに起因する漏洩率を比較的迅速かつ簡便に測定評価できる方法であることがわかった。試験の結果、全面マスクの漏洩率は着用者の着用経験によって大きく変化した。しかし、マスクの着用具合を調整しても、大きな漏洩率を示した者が若干存在した。