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佐藤 達彦; Sihver, L.*; 岩瀬 宏*; 中島 宏; 仁井田 浩二*
Advances in Space Research, 35(2), p.208 - 213, 2005/06
被引用回数:26 パーセンタイル:81.81(Engineering, Aerospace)宇宙船内における重粒子被ばく線量を評価するためには、重粒子の核反応を精度よく再現するモデルの検討を行った。核子あたり1GeVの鉄イオンがポリエチレン,アルミニウム,鉛ターゲットに入射したときに生成されるフラグメント測定実験を、重イオン輸送計算コードPHITSを用いて解析した。その結果、軽核同士が衝突する反応に対しては、核反応モデルJQMDの限界から実験値との不一致が見られたが、それ以外の反応に対して、PHITSは精度よく実験値を再現できることが明らかとなった。
関根 俊明; 市川 進一; 長 明彦; 小泉 光生; 飯村 秀紀; 塚田 和明; 西中 一朗; 初川 雄一; 永目 諭一郎; 浅井 雅人*; et al.
Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 239(1), p.127 - 131, 1999/00
被引用回数:2 パーセンタイル:20.99(Chemistry, Analytical)東海研タンデム加速器と高崎研TIARAに設置した2つのオンライン同位体分離器(ISOL)を用いて1992年以後に行われた不安定核の研究を紹介する。東海研ISOLでは、ターゲットチェンバーとイオン源とヘリウムジェットで結合する新しいシステムを開発して、アクチナイドターゲットの照射を可能にした。その結果、Uの陽子照射により新核種
Tb,
Gd,
Smを見出し、
Uの
Li照射で同じく新核種
Uを見出した。高崎研ISOLでは、
ArとMoターゲットの反応で中性子欠損核種を生成させ、新核種
Prを見出した。また、高効率の
線角度相関装置を製作して、
Baや
Ceの低励起・低スピン状態を確立した。
浅井 雅人*; 小島 康明*; 長 明彦; 小泉 光生; 関根 俊明; 柴田 理尋*; 山本 洋*; 河出 清*
「不安定核の理工学及び核計測法 (II)」に関する専門研究会報告書, 0, p.97 - 100, 1997/00
基底状態の偶々核のスピン・パリティはOであることは良く知られているが、励起状態のO
準位については情報が十分でない。本研究では、中性子欠損Ba核のO
準位を見出すため親核であるLa核を生成させ、その
崩壊に続く
線放出過程を調べた。この実験では、高崎研TIARAのサイクロトロン接続したオンライン同位体分離器を用いて、
Ar+Mo反応で生成した目的核種を質量分離し、準位スピン決定のために
-
角度相関測定を行った。5台のGe検出器を用いた効率の高い測定により、
Baについて9つのO
準位を同定した。
浅井 雅人*; 小島 康明*; 長 明彦; 小泉 光生; 関根 俊明; 柴田 理尋*; 山本 洋*; 河出 清*
KURRI-KR-3, 0, p.36 - 40, 1996/00
高崎研TIARAのISOL(オンライン同位体分離器)を用いて重イオン核融合・粒子蒸発反応で生成する短寿命アイソトープの崩壊及び核構造を研究している。この研究では崩壊の後の励起状態から連続的に放射される2本の
線の角度相関がエネルギー準位のスピン、
遷移の多重極度などの重要な情報を与えるが、有意の結果を得るには多数の事象を蓄積しなければならない。この測定を限られたマシンタイムの中で行うために5台のGe検出器を用いて、90°から170°の間で9個の角度について同時にデータが収集できるシステムを設置した。これが
Mo(
Ar,3Pn)
La(
)
Baの反応の研究において有効に働くことを実証した。
関根 俊明; 河出 清*
Isotope News, 0(489), p.10 - 12, 1995/03
新しいアイソトープPr、
Prの崩壊特性を明らかにした実験について解説した。アイソトープの存在範囲、重イオン反応によるこれらのアイソトープの合成法、オンラインアイソトープ分離器による短寿命アイソトープ分離法、得られた崩壊特性データとそれから導かれる核構造に関する知見について触れた。
篠原 伸夫; 塚田 和明; 市川 進一; 間柄 正明; 大槻 勤*
Radiochimica Acta, 68, p.21 - 26, 1995/00
迅速化学分離法により、U、
U、
U及び
Npの
C及び
F誘起核分裂で生成する短寿命ルテニウム同位体(
Ru)の同位体収率を測定した。測定データを解析した結果、収率分布は中性子欠損領域と中性子過剰領域に分割され、前者は完全融合-核分裂反応により、また後者は不完全融合-核分裂反応によって生成することがわかった。さらに両者の生成比を推定した。
臼田 重和
JAERI 1315, 92 Pages, 1989/03
重イオン核反応により生成する超プルトニウム元素(超Pu)を迅速分離する目的で、鉱酸ーメチルアルコール混合溶媒を高温(90C)加圧下でよ溶離液として用いるイオン交換法を研究した。本分離法は、硝酸ーメチルアルコール溶媒を用いる陰イオン交換法(超Puの相互分離)、塩酸ーメチルアルコール溶媒を用いる陰イオン交換法(REからAm+Cm,Bk,Cf+Fmの分離)、塩酸ーメチルアルコール溶媒を用いる陽イオン交換法(超PuとREの群分離と前処理)から成る。高温下での各分離系における超Pu元素の吸着挙動を調べ、迅速かつ効果的な定量分離法を中心に述べるとともに、
線スペクトロメトリーに適した試料調製法についても論じた。本分離法を応用して重イオン核反応で合成される短寿命アクチノイド核種の核化学的研究を行い、使用済燃料の燃焼率測定のための分離法も開発した。
岩崎 又衛*; 作花 哲夫*; 大橋 成介*; 松下 寛*; 横山 淳; 鈴木 和弥
Journal of Physical Chemistry, 93(13), p.5139 - 5143, 1989/00
被引用回数:6 パーセンタイル:31.92(Chemistry, Physical)クロロホルム相と水相の二液相系でのCHClとD
O間水素同位体交換反応の速度を研究した。実験結果は、水とクロロホルムの両相間移動と水相におけるCHCl
とD
O間水素同位体交換反応の二つのステップを経て反応が進むというモデルにより説明が出来た。26
Cでのクロロホルムの相関移動速度定数および水相における水素同位体交換反応速度定数は、それぞれ0.107
0.003m
・s
および0.231
0.013L・mol
・s
と求まった。
関根 俊明; J.Cerny*; R.Kirchner*; O.Klepper*; V.T.Koslowsky*; A.Plochocki*; E.Roeckl*; D.Schardt*; B.Sherrill*
Nuclear Physics A, 467, p.93 - 114, 1987/00
被引用回数:31 パーセンタイル:82.45(Physics, Nuclear)重イオン核反応C(
Ca,p3n)の生成物をオンライン質量分離することによって新しいアイソトープ
Mnを見出し、その
崩壊を研究した。このアイソトープの半減期は150
10msと決定され、
遅発陽子ならびに
線スペクトルが得られた。
遅発陽子放出の分岐比は(2.7
1.2)
10
、
遅発
放出のそれは最大6
10
と結論した。
シングルスと
コインシデンス測定から
Mn崩壊図式を組立てた。これから得られたガモフーテラー強度関数を殻模型計算の結果と比較することによって、
Mn
崩壊におけるガモフーテラー強度消失ファクター0.53
0.17を得た。この結果を他の核種の
崩壊研究、特にfp殻の鏡映遷移のデータ、と比較して論じた。
大野 新一
JAERI-M 85-164, 38 Pages, 1985/11
JAERIタンデム加速器を用いてイオンビームによる化学反応を研究するために、研究計画の基本的な考え、照射同時測定を主体とする実験内容、必要な装置の仕様を検討し、その概要を関連研究者の参考に資するためにまとめた。
木下 正弘
Journal of Nuclear Science and Technology, 21(4), p.299 - 307, 1984/00
被引用回数:5 パーセンタイル:50.92(Nuclear Science & Technology)抄録なし
牧島 章泰*; 武谷 汎*; 足立 実*; 小川 雅生*; 石井 三彦; 大島 真澄; 菊池 士郎; 峰原 英介
JAERI-M 9901, 14 Pages, 1982/01
この回転式バンドパスフィルターは、反跳核を収集する時間々隔の1/5から5倍の半減期をもつ核種を選択的に効率よく分析することを可能にする。装置は回転円板上に配置した3枚の金属箔からなる。これらの箔は一定時間、反跳核を捕獲したのち、2箇の線検出器でひきつづき各
線の減衰の程度を計測する。順次各箔に一連のプロセスを周期的に繰返させてデータの集積を計る。この装置を用いてSeアイソトープのEO遷移の探査を行い、
Seに於て新しい遷移を発見した。
妻木 孝治*; 福沢 文雄*; 竹腰 英子
JAERI-M 8884, 19 Pages, 1980/06
30Mg/cmのポリプロピレン延伸薄膜からなる小型の平行平板アバランシエカウンター(PPAC)を作製し、
Amからの
線を使用して時間感応型検出器としての特性を検討した。その結果(1)PPACのガス破壊電圧とタウンゼントの第1電離係数、(2)ガス圧の関数としてのアバランシエ電子のパルス波高分布と時間分解能についての相関関係が得られた。さらに、ガスの電圧破壊によるPPACの損傷を最小にするためのリレー回路を作製し、その有効性を確認した。
西尾 勝久
no journal, ,
This talk will discuss the heavy-ion reaction and fission studies at the JAEA tandem accelerator facility. Heavy-ion fusion reactions have been studied to understand the mechanism for the synthesis of super-heavy elements, where effects of static deformation of the target nucleus U were investigated in the reactions using various projectile nuclei. Recently, we are promoting a program of fission/reaction studies in multi-nucleon transfer reactions. This approach allows us to investigate fission of neutron-rich nuclei, which cannot be populated by particle capture reactions. From the measurement of fission fragment mass distributions (FFMDs) for various nuclides and their evolution with initial excitation energy, role of multi-chance fission on FFMD was investigated. The obtained data set was used to improve the Langevin model to describe low-energy fission, which derives a clear explanation of the transition from the mass-asymmetric fission to the sharp symmetric fission observed in fermium isotopes. In addition to FFMDs, prompt neutrons have been measured in correlation with fission fragments for the fission and reaction studies.