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徳田 伸二; 小関 隆久
JAERI-Research 94-030, 13 Pages, 1994/11
ITER TAC4 H-モード分布の持つ理想MHD安定性の性質を調べた。主として、電流分布の変化が高-nバルーニング・モードおよびn=1モードの安定性に与える影響を解析した(n:トロイダル・モード数)。電流分布の変化は磁気軸上の安全係数の変化で特徴づけられ、このとき、全プラズマ電流は一定値に保たれる。このような変化に対して、高-nバルーニング・モードのベータ値限界はg=3.3の値を保つ(g
:Troyon係数)。不安定なn=1モードは、q
1.0の場合、プラズマ周辺に強く局在し、そのベータ値限界はg
=3.7である。q
0.9の場合、n=1モードの安定性は内部キンク・モードで決まり、q
=0.8でベータ値限界はg
=2.4に減少する。この安定性解析によってq
を0.9以上に保ち、かつ、プラズマ周辺の電流分布を固定すればg
=3.0のH-モード分布が実現されることが示された。
伊藤 公孝; 伊藤 早苗*; 津田 孝
Journal of the Physical Society of Japan, 50(2), p.655 - 658, 1981/00
被引用回数:6 パーセンタイル:53.63(Physics, Multidisciplinary)トロイダルモード数の高い短波長電磁バルーニングモードについて粒子運動学的方法を用いて解析する。プラズマ圧力、イオンラーマ半径、DBドリフト、磁気シア及び磁力線方向の伝導度等の効果を考慮に入れる。無衝突高温トロイダルプラズマ中に新らしい非局所モードがあることを見出した。この高モード数トロイダルモードは不安定であり、その成長率はドリフト周波数程度である。この解析によって、トロイダルプラズマに値の上限を課す高nバルーニング不安定性について、粒子運動論的効果を考慮に入れたより精密な解析がはじめて可能となった。