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報告書

NSRRにおけるICRP Publication 60を採り入れた事故時の線量評価,平成15年

加島 洋一; 滝 光成; 菊地 正光; 笹島 栄夫; 中村 武彦

JAERI-Tech 2003-088, 100 Pages, 2003/12

JAERI-Tech-2003-088.pdf:5.55MB

現在NSRRでは、発電炉で照射した燃料を、発電炉の温度及び圧力条件の下で、パルス照射実験を行うこと等を計画し、準備を進めている。本報告書は、準備の一環として実施した事故時の周辺公衆の線量評価(安全設計評価及び立地評価)へのICRP Publication 60を採り入れた評価結果について述べたものである。評価の結果、線量評価に関する安全性及び立地評価の適否を判断する基準を十分満足することを確認した。

論文

放射性コバルトの生体内挙動と被曝評価; 被曝評価

矢部 明

KURRI-TR-235, p.63 - 71, 1982/00

主として作業者の放射性コバルトによる被曝に関連して、次の内容について記している。 1.軽水または重水炉における放射性コバルトからの体内被曝の重要性 2.ICRP Publication 30における体内被曝線量推定法 3.$$^{6}$$$$^{0}$$Co酸化物の吸入による肺の預託線量当量の計算 4.体外計測法とバイオアッセイによる放射性コバルトの体内被曝線量の推定法 5.ICRP Publication30の体内被曝線量推定法を一般公衆の環境線量を推定するのに利用する場合の問題点等

論文

ICRPの新しい体内被曝線量算定法

矢部 明

保健物理, 15(3), p.195 - 222, 1980/00

ICRPが1977年の国際放射線防護委員会の勧告に準拠し、現行の「体内放射線の許容線量」Publ.2に置き換わるものとして新しく発表した、「作業者による放射性核種の摂取の限度」Publ.30 Part1の体内被曝線量算定法を解説するものである。 内容は、Publ.30の線量算定法の基礎をなす考え方、預託線量当量算定の基本式、預託線量当量算定の手順、計算の実例から成っている。

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