Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
星野 一生; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 92(2), p.146 - 147, 2016/02
幅広いアプローチ活動だより(59)では、第17回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の開催、IFERC-CSC研究会の開催、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。BA運営委員会は2015年12月11日にイタリアで開催され、日欧の委員,専門家,各事業長及び各事業委員会議長他の計41名が参加した。IFMIF/EVEDA事業、IFERC事業、サテライト・トカマク計画事業の2016年作業計画の承認並びにIFMIF/EVEDA事業及びIFERC事業の事業計画の更新が承認された。IFERC-CSC研究会(CSC:計算機シミュレーションセンター)には、CSCを利用した国内の研究者43名が参加し、各研究プロジェクトの成果報告とCSCに関する意見交換が行われた。サテライト・トカマク計画では、340度まで組立作業が完了している真空容器の最終20度セクターが仮合わされ、位置計測が行われた。今後、トロイダル磁場コイルの設置後、最終20度セクターの溶接接続が行われる。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
星野 一生; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 91(12), p.802 - 803, 2015/12
幅広いアプローチ活動だより(58)では、第17回IFERC事業委員会及び第16回IFMIF/EVEDA事業委員会の開催、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。IFERC事業委員会には、メゾニエ議長をはじめ、日欧の委員,専門家,事業チーム等、33名が参加し、各活動の状況報告、2016年のIFERC事業の作業計画案、事業計画の改訂案等を審議し、BA運営委員会に対する技術的な勧告をまとめた。IFMIF/EVEDA事業委員会には、高津議長をはじめ、日欧の委員、専門家、事業チーム等、27名が参加し、各活動の状況報告、IFMIF/EVEDA事業の2016年の作業計画案、事業計画の改訂案等を審議し、新たな事業計画案をBA運営委員会が承認することを勧告した。サテライト・トカマク計画では、トロイダル磁場コイル等の組立用旋回クレーンが設置されるとともに、340度まで組立の進んだ真空容器の拘束治具の解体が進められた。また、トロイダル磁場コイル用高温超伝導電流リード6本が欧州から完納された。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
星野 一生; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 91(10), p.700 - 701, 2015/10
幅広いアプローチ活動便り(57)では、国際核融合エネルギー研究センターサイトにおけるIFMIF原型炉加速器の進展、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。IFMIF原型炉加速器では、高周波四重極加速器の高周波源2式と高圧電源7式、分電盤がスペインのCIEMAT研究所から納入され、据え付けが開始された。サテライト・トカマク計画では、中性粒子入射装置の長時間運転技術の開発に成功し、JT-60SAの長時間運転に目処を得た。また、2014年5月から開始したJT-60SAの真空容器の340度組立作業が完了した。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
星野 一生; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 91(8), p.561 - 562, 2015/08
幅広いアプローチ活動便り(56)では、国際核融合エネルギー研究センターサイトにおける原型炉R&Dのための共同研究棟の新築工事、IFMIF原型加速器の進展、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。共同研究棟は、残りのBA活動期間に原型炉R&Dに関する研究開発の一部の課題を行う新たな場所として工事を進めており、主に材料評価のための実験室・材料試験室と金属ベリリウムの取り扱いのためのBe製造室で構成されている。IFMIF原型加速器では、改修やインターロックの試運転等を終え、4月に定格の陽子ビームの連続生成に成功、引き続き、放射線管理区域の設定後、7月には重水素イオンビームの生成に成功した。サテライト・トカマク計画では、世界最大級のヘリウム冷凍機及びHeバッファータンクの据え付けを完了した。また、第4回「JT-60SA日欧研究調整会議」を開催し、JT-60SAリサーチプラン、JT-60SA実験提案に向けた課題等について議論を行った。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
星野 一生; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 91(6), p.430 - 431, 2015/06
幅広いアプローチ活動だより(55)では、第16回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の開催、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。第16回BA運営委員会には、欧州から委員3名と専門家10名、日本側から委員4名と専門家11名、各事業長及び各事業委員会議長他の計33名が参加し、IFMIF/EVEDA事業、IFERC事業、及びサテライト・トカマク計画事業の2014年次報告及び事業計画の更新を承認した。また、那珂研究所で進められているJT-60SAの建設では、欧州のからの機器搬入及び日本による組み立て作業が順調に進んでいる。これらの進展状況を広く披露するため、式典及び見学会を開催し、日欧関係者約200人が参加した。また、第22回JT-60SA技術調整会議を開催した。日欧関係者73名が参加し、設計・製作状況や組立検討・組立状況の報告、及び今後の統合運転に関する議論を行った。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
石井 康友; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 91(2), p.161 - 162, 2015/02
幅広いアプローチ活動だより(53)では、IFMIF原型加速器入射器における初ビームの成功、IFMIF/EVEDA事業液体リチウムターゲット実証試験の完遂、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。BA協定の下、六ヶ所サイトの国際核融合エネルギー研究センターで進められているIFMIF(国際核融合材料照射施設)の工学設計・工学実証活動(IFMIF/EVEDA事業)では、IFMIF原型加速器の入射器の据付調整が完了し、2014年11月よりビーム調整試験が開始された。さらに、中性子源となるリチウムターゲットの成立性に関わる工学実証試験については、大洗研究開発センターに実機規模のリチウム試験ループを製作して、約2年間にわたりその実証試験を実施してきた。2014年10月末でこの試験が目標を上回る成果を達成し、成功裏に完了した。また、那珂研究所で進められているJT-60SAの建設では、三次元CADソフトCATIAを用いて各部品の設計が行われている。これまでの建設状況とあわせて、最新状況をJT-60SAのホームページで順次公開している。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
石井 康友; 松永 剛; 奥村 義和
プラズマ・核融合学会誌, 90(12), p.827 - 828, 2014/12
幅広いアプローチ活動だより(52)では、第15回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の開催、第14回IFMIF/EVEDA事業会合の開催、第15回IFERC事業会合の開催、サテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進展に関して報告している。第15回BA運営委員会には、欧州から委員3名と専門家8名、日本側から委員4名と専門家7名、各事業長及び各事業委員会議長他の計30名が参加し、IFMIF/EVEDA事業、IFERC事業、及びサテライト・トカマク計画事業の2015年作業計画を承認した。第14回IFMIF/EVEDA事業委員会には委員6名(日本側委員3名、欧州側委員3名)、専門家12名(日本側専門家7名、欧州側専門家5名)、IFMIF/EVEDA事業チーム員8名が参加し、IFMIF/EVEDAに関する各活動の進展状況が報告された。第15回IFERC事業委員会には、委員6名(日本側委員3名、欧州側委員3名)、専門家16名(日本側専門家7名、欧州側専門家9名)、IFERC事業チーム員9名が参加し、IFERC事業の状況報告、IFERC事業の2015年作業計画が議論された。JT-60SA計画の進展状況として、真空容器組立作業がJT-60本体室で順調に進展していることが報告された。これら、BA活動における主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。
大島 貴幸; 大平 茂; 小関 隆久; 中島 徳嘉*
no journal, ,
ITERプロジェクト及び核融合エネルギーの早期実現の支援を目的とした日欧共同事業であるBroader Approach(BA)活動が、青森県六ヶ所村の国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)で進められている。BA活動を構成する3事業の一つであるIFERC事業の一環として、2014年度から本格的にITER遠隔実験センター(ITER Remote Experimentation Centre: REC)の整備を開始した。IFERCに既に建設されている計算機・遠隔実験棟の遠隔実験室に今後機器が整備され、完成後は既存のトカマクとの遠隔模擬実験を経て、将来のITER実験への科学者の広範な参加を促進するための拠点となる。本発表は、この遠隔実験室の整備、構築に関する構築案である。
矢木 雅敏
no journal, ,
NEXT計画の現状と将来計画に関して報告する。NEXT計画は第一原理シミュレーションにより、炉心プラズマの閉じ込め研究を推進する。一方、核燃焼プラズマ統合シミュレーション(BPSI)とは車の両輪の関係があり、統合輸送コードのモデルの高度化にも貢献している。NEXT計画はIFERC-CSCのHELIOS計算機を有効利用することにより第2期中期計画において著しい成果をあげることができた。本講演では、将来計画に関しても言及し、共同研究の可能性を議論したい。
Tommasi, G. D.*; Farthing, J.*; Joffrin, E.*; 久保 博孝; Vitale, V.*; Clement, S.*; Sartori, F.*; 中島 徳嘉*; 小関 隆久
no journal, ,
ITERの遠隔実験センターは、国際核融合エネルギー研究センターの事業の一つである。遠隔実験センターの目的は、研究者がITER実験に遠隔地から参加できることである。それには、装置状態情報及び実験データを実時間で受け取り、制御室と交信できることが含まれる。本発表では、まず遠隔実験センター事業の最近の状況について概要を述べた後に、欧州トカマクの協力によって行われる遠隔実験のデモンストレーションに対する提案を中心に述べる。最後に、デモンストレーションで想定される実施計画について議論する。
石井 康友
no journal, ,
BA協定に基づき国際核融合エネルギー研究センターで運営しているCSC(Computatinal Simulation Centre)の今後のスケジュール、運用状況などを、プラズマ・核融合学会において開催される計算科学研究部総会で報告し、国内利用者への報告、情報交換を行う。
井戸村 泰宏
no journal, ,
本講演では、IFERC-CSCプロジェクト期間中にヘリオスおよび京コンピュータにおいて推進してきたジャイロ運動論的トロイダル5次元full-fオイラーコードGT5Dの開発、および、そのプラズマ乱流研究への応用に関する成果を概説する。プロジェクトの前半期間では、主に、イオン温度勾配駆動(ITG)乱流の数値実験の大規模化に向けた計算機技術開発を行い、先進的な通信隠蔽手法によって京コンピュータ全系規模の強スケーリングを達成した。これによってITER規模のITG乱流数値実験を実現し、イオン熱輸送の装置サイズスケーリングを明らかにした。プロジェクト後半では捕捉電子モード(TEM)乱流の数値実験に向けた新たな運動論的電子モデルの開発を行い、電子変調加熱実験における運動量輸送の機構を解明した。