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久保 博孝; 櫻井 真治; 東島 智; 竹永 秀信; 伊丹 潔; 木島 滋; 仲野 友英; 小出 芳彦; 朝倉 伸幸; 清水 勝宏; et al.
Journal of Nuclear Materials, 313-316(1-3), p.1197 - 1201, 2003/03
被引用回数:22 パーセンタイル:78.96(Materials Science, Multidisciplinary)負磁気シア放電は、定常トカマク型核融合炉の運転シナリオに対する有力な候補である。一方、ダイバータ板への熱負荷の低減には、不純物入射による放射損失の増大が有効である。JT-60では、高閉じ込めの負磁気シア放電に、Ne及びArを入射し、放射損失を増大した。Ne入射の場合には、X点MARFEの発生により放射損失が増大し、ダイバータプラズマが非接触状態になった。この非接触ダイバータを維持しつつ、内部輸送障壁が成長し、閉じ込め改善度が1.3から1.8に増大した。この時、Ne及びCの密度分布に内部輸送障壁が観測されたが、その密度分布は電子密度分布とほぼ同じで、不純物の選択的な蓄積は観測されなかった。一方、Ar入射の場合には、放射損失は内部輸送障壁の内側で増大し、軟X線発光分布からも主プラズマ中心部でのArの蓄積が示唆された。
石田 真一
Physical Review Letters, 79(20), p.3917 - 3921, 1997/11
被引用回数:90 パーセンタイル:92.51(Physics, Multidisciplinary)JT-60Uにおける負磁気シア実験において、プラズマ電流を2.8MAまで増加させることによって、Lモード境界の負磁気シア・プラズマの核融合性能を大幅に向上させることに成功した。負磁気シア領域の境界近くの小半径r/a~0.7にて形成される内部輸送障壁によって、コアプラズマエネルギーは、効率よく閉じ込められた。その内部輸送障壁は、イオンと電子の双方に対して形成され、放電中持続した。三重水素と重水素の50:50%混合比を燃料として仮定した場合、dw/dtを含む過渡的な条件で定義した核融合エネルギー増倍率は、ピークで1.05に達した。これによって、JT-60Uは、負磁気シア放電という新しい先進的な運転方式によって、臨界プラズマ条件の達成を果たした。
近藤 貴; JT-60チーム
Physics of Plasmas, 1(5), p.1489 - 1496, 1994/05
被引用回数:19 パーセンタイル:56.69(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおいて得られた高核融合積、ならびに電流駆動実験について発表する。(1)運転条件の最適化、中性粒子ビームのパワーアップ、第一壁のボロン化等により、閉じ込め改善モードが見いだされ、核融合積1.110
m
・s・keVが達成された。この改善モードは、高
pHモードと呼ばれ、プラズマ中心部と端部の両方で閉じ込めを改善した事により得られた,(2)トカマクプラズマの定常化と電流分布制御の目的で、低域混成波電流駆動(LHCD)、中性粒子ビーム電流駆動(NBCD)、ならびにブートストラップ(BS)電流の実験も進展した。LHCDでは48
4導波管の大面積ランチャーが取付けられ、最大10MWの入射が可能となった。これにより3.6MAの非誘導電流駆動を達成した。また、NBCDおよびBS電流の組み合わせで、0.4MAの非誘導電流駆動を実証した。
仙石 盛夫; 船橋 昭昌; 長谷川 満; 星野 克道; 河西 敏; 河上 知秀; 川島 寿人; 的場 徹; 松田 俊明; 松本 宏; et al.
Physical Review Letters, 59(4), p.450 - 453, 1987/00
被引用回数:49 パーセンタイル:87.65(Physics, Multidisciplinary)中性粒子入射加熱されたJFT-2Mのリミター放電において、新しい運動領域が観測された。