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牧田 知子*; 小西 啓之; 長崎 正雅
JAERI-M 90-137, 11 Pages, 1990/08
大型放射光施設に放射性試料用ビームラインを設置するには測定器側で真空破断事故が起きてもストレージリング側が汚染しないような安全対策が必要である。この目的のために現在ポリイミドフィルムKaptonでリングと測定器側を仕切り、かつ、この仕切り窓を2枚にしてその間にヘリウムガスを注入し、その外側でガスのリーク量をモニターすることにより常時または事故発生時に窓に破損等の異常があるか否かを調べる方法が提案されている。この方法の有効性を検討するために、膜厚が25、12.5、および7.9
mのKaptonについてヘリウムガス透過度を測定した。その結果、透過係数は7~8
10
mol・m
・Pa
・s
であった。これはヘリウムガスの透過が多過ぎ、窓に破損がある場合のリーク量との差異が少ない。したがって、Kaptonを窓材とするときには他の破損検査方法を考案することが必要であると結論された。
瀬口 忠男; 荒川 和夫; 吉田 健三; 山本 康彰*; 柳生 秀樹*
EIM-83-132, p.53 - 61, 1983/00
各種の芳香族高分子材料の耐放射線性、特に低線量率長期間照射条件における耐放射線性をしらべるために、酸素加圧下照射を行ない、電気絶縁抵抗,比重,引張り試験を行なった。また比較のために空気中高線量率照射も行ない、同じ測定をした。ポリイミド,ポリエーテルイミド,ポリアミド,ポリエーテルケトンは酸素加圧下照射による放射線酸化劣化に対しても、400Mrad以上の耐放射線性を示した。これに対し、ポリサルホン,ポリエーテルサルホン,ポリブチレンテレフタレート,ポリカーボネイトは50~100Mradで、伸びが著るしく低下した。