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木村 敦; 田口 光正; 大谷 仁己*; 瀧上 眞知子; 島田 好孝*; 小嶋 拓治; 平塚 浩士*; 南波 秀樹
Radiation Physics and Chemistry, 75(1), p.61 - 69, 2006/01
被引用回数:13 パーセンタイル:64.88(Chemistry, Physical)Co
線照射により、水中濃度1
mol dm
の水中
-ノニルフェノール(NPs)は吸収線量が高くなるに従い指数関数的に減少した。OH付加体と推定される分子量236を有する2つの分解生成物が、LC-MS分析により検出された。5000Gy(J kg
)におけるNPsとその照射生成物のエストロジェン活性の消失を、イーストツーハイブリッド法により確認した。これらの結果はNPs処理の放射線利用の基礎データを提供するものである。
木村 敦; 田口 光正; 新井 英彦*; 平塚 浩士*; 南波 秀樹; 小嶋 拓治
Radiation Physics and Chemistry, 69(4), p.295 - 301, 2004/03
被引用回数:27 パーセンタイル:82.97(Chemistry, Physical)水中に微量存在している17-エストラジオール(E2)の
Co
線分解挙動を調べた。フェノールを用いた比較実験からE2とOHラジカルの反応速度定数を1.6
10
mol dm
s
と求めた。LC-MS及びELISAによってそれぞれ求めたE2濃度及びE2-等価濃度はともに線量の増加に対して減少した。すなわち
線照射によりE2は指数関数的に濃度減少し、10Gyで完全に分解した。一方、E2等価濃度は10Gyでは残存し、30Gyで環境に影響を及ぼさないレベル以下まで減少した。
田口 光正
JAERI-Conf 2003-016, p.111 - 116, 2003/08
近年、河川など水中に微量溶解している有機汚染物質が問題視されている。特にエストロジェン活性の高い17-estradiol(E2)については、効率的な処理方法の開発が急務である。そこで、活性の現れる濃度1.8nMのE2水溶液に室温下で
Co-
線照射を行い分解挙動を調べた。LC-MS測定の結果、E2は10Gy程度の
線照射でほぼ完全に分解した。一方、水溶液のエストロジェン活性はELISA法によって求めた結果、E2が完全分解した後も残存し、30-50Gyで完全に消失した。