Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
片野 進; 上田 寛*; 林 昭彦*; 毛利 信男*
Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.81 - 83, 1995/00
被引用回数:2 パーセンタイル:18.22(Physics, Condensed Matter)Srを置換したLaBa
CuO
(x=0.125)の構造相転移と超電導の相関を調べるため、中性子回折実験と帯磁率の測定を行った。この結果、低温での結晶構造はSr置換とともに急激に正方晶から斜方晶へと変化することがわかった。この変化にともなって、超電導転移温度が急激に増大する。本研究によって結晶構造と超電導の強い相関がより明確になった。構造変化の中では、特に銅と頂点酸素のボンド長が大きく減少することがわかった。
毛利 信男*; 高井 満*; 富岡 明*; 小川 信二*; 上田 寛*; 高橋 博樹*; 片野 進
J. Supercond., 7(5), p.819 - 821, 1994/10
LaBa
CuO
の超電導は低温での正方晶構造の出現によって強く抑制される。この超電導と結晶構造の関連をより明確にするために、x=0.125の試料に圧力を印加し、超電導特性の変化を調べた。この結果、転移温度T
は0.5GPaまでほとんど一定であるが、この圧力以上では圧力とともに大きく増大し、1.5GPaでほぼ一定値になることがわかった。最近の中性子回折実験によれば、正方晶構造が0.6GPa付近で消失することが示されている。従ってここで得られた実験結果は、構造相転移が超電導と強い相関を持つことを明確に示している。
片野 進; 舩橋 達; 毛利 信男*; 上田 寛*; Fernandez-Baca, J. A.*
Physical Review B, 48(9), p.6569 - 6574, 1993/09
被引用回数:35 パーセンタイル:83.89(Materials Science, Multidisciplinary)LaBa
CuO
(x=0.125)の構造相移転と超伝導に対する圧力効果を調べた。高圧下の中性子回折実験は、圧力下で低温正方晶相が急激に不安定になることを示した。一方、バルクの超伝導はこの低温正方晶が消失する圧力以上で、顕著な増大を示した。以上の事実から、この系の超伝導の強い抑制と低温での正方晶転移が密接に関連していることが明らかになった。
片野 進; Fernandez-Baca, J. A.*; 舩橋 達; 毛利 信男*; 上田 寛*; 古賀 珪一*
Physica C, 214, p.64 - 72, 1993/00
被引用回数:27 パーセンタイル:78.78(Physics, Applied)LaBa
CuO
(0.03≦x≦0.24)の結晶構造を高分解能中性子粉末回折法によって、xの関数として系統的に調べた。この結果、超伝導転移と対応してCuO
面内の銅と酸素のボンド長がxとともに線型に減少することが明らかになった。さらに、x=0.125の試料では超伝導が強く抑制されるが、この超伝導特性と低温での結晶構造の変化との関連も調べた。