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伊藤 光雄; 渡部 和男; 畠山 睦夫; 立花 光夫
Analyst, 127(7), p.964 - 966, 2002/06
被引用回数:13 パーセンタイル:39.23(Chemistry, Analytical)原子炉生体遮蔽コンクリート中のCl-36の定量法を開発した。コンクリート中の塩素を熱加水分解法により抽出し、炭酸ナトリウム溶液に捕集した後、Cl-36を液体シンチレーション法により測定した。岩石標準試料を用いてイオンクロマトグラフ法により塩素の抽出条件を検討し、定量的抽出条件を確定した。2gのコンクリート試料を用いた場合のCl-36の検出限界は、0.02Bq/gであった。開発した方法をJPDRの生体遮蔽コンクリート中Cl-36定量に適用した。
長尾 誠也; 妹尾 宗明
Humic Substances and Organic Matter in soil and Water Environments: Characterization,Transformations, 0, p.71 - 79, 1996/00
放射性廃棄物として固化された放射性核種が地下水中に溶出すると、地下水中の溶存有機物の大部分を占める腐植物質と錯体等を形成し、コロイドとして地質媒体中を保持されることなく移行する可能性がある。錯体形成及び移行挙動を理解するためには、腐植物質の特性を詳細に把握する必要がある。本研究では、錯体形成及び移行挙動に密接に関連している腐植物質の分子量分布に着目し、ゲル濾過高速液体クロマトグラフィーにより、複雑な濃縮等の前処理を行わずに簡易に測定する方法を検討した。その結果、通常のpH及びイオン強度範囲においてクロマトグラフは一致し、試水の化学的性質の違いによる影響は認められなかった。フミン酸0.5~100ppmのクロマトグラフの基本的な形状は一致し、再現性良く測定することができた。以上の結果は、本測定法により天然水中溶存腐植物質の分子量分布を直接測定できることを示唆している。
瀬口 忠男; 早川 直宏; 田村 直幸; 勝村 庸介*; 田畑 米穂*
Radiation Physics and Chemistry, 37(1), p.141 - 146, 1991/01
n-CH
、n-C
H
の高速中性子照射効果を
線照射効果と比較して検討した。2量体及び3量体の架橋生成物の分析を行い、収率、化学構造を測定した。しかし、
線照射の場合と比べて差が認められなかった。高速中性子はLETが
線の200倍も高いが、活性種の生成から架橋反応に到る過程で分散し、低LETの
線と同じ結果を与えるものと考えられる。
川上 和市郎; 橋本 昭司
Radiation Physics and Chemistry, 24(1), p.29 - 40, 1984/00
抄録なし
米澤 仲四郎; 大西 寛
Journal of Radioanalytical Chemistry, 36, p.133 - 144, 1977/00
チオシアン酸塩と第4級アンモニウム塩(ゼフィラミン)を用いる液液抽出法と抽出クロマトグラフィーによるモリブデンからタングステンの分離法を確立した。タングステンはタングステン(V)-チオシアン酸錯体とゼフィラミン陽イオンとのイオン会合体としてクロロホルムに抽出され、また、ゼフィラミンをコーティングしたテフロンパウダーを固定相としたカラムに保持された。しかし、モリブデン(III)はクロロホルムに抽出されず、カラムにも保持されなかった。抽出クロマトグラフィーをモリブデン中の微量のタングステンの中性子放射化分析法による定量法に応用して良い結果を得た。