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林 博和; 湊 和生
Journal of Physics and Chemistry of Solids, 66(2-4), p.422 - 426, 2005/02
被引用回数:33 パーセンタイル:75.32(Chemistry, Multidisciplinary)塩化リチウム-塩化カリウム溶融共晶塩中での酸化ランタニド(LnO
)の安定性を調べた。ランタン,ネオジム,ガドリニウムの酸化物を塩化リチウム-塩化カリウム溶融共晶塩中において723Kで1日加熱保持し、生成物をX線回折によって同定した。ランタン系ではすべて、ネオジム系では一部が酸化塩化物(LnOCl)となった。一方、ガドリニウム系では酸化塩化物はほとんど見られなかった。Ln
O
+2Cl
=2LnOCl+O
という反応の平衡は固体化合物(Ln
O
とLnOCl)と酸化物イオン(O
)の生成自由エネルギーに依存する。得られた各種ランタニド系での化学平衡実験結果から塩化リチウム-塩化カリウム溶融共晶塩中の酸化物イオン(O
)の生成自由エネルギー(化学ポテンシャル)を導出した。