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荒井 康夫; 大道 敏彦
Journal of Solid State Chemistry, 115(1), p.66 - 70, 1995/02
被引用回数:1 パーセンタイル:6.68(Chemistry, Inorganic & Nuclear)NaCl型のウラン、ネプツニウム及びプルトニウム化合物の熱力学的並びに磁気的性質について、原子結合の観点から一考察を加えた。はじめに、ポーリングの関係式を用いて格子定数の値から結合次数を求め、そこから結合電子数を求めた。次に、原子の全価電子数から結合電子数を差し引くことにより非結合電子数を決定した。ウラン化合物について結合電子密度と結合エネルギーの文献値の間に良好な直線関係が存在することを見出した。一方、非結合電子数と有効磁気モーメントの関係は、f電子数をベースにしたL-Sカップリングモデルからの計算結果との類似がみとめられ、そこから化合物中のアクチナイドの原子価を評価した。
大和田 謙
Spectrochimica Acta, Part A, 34(2), p.147 - 152, 1978/02
本論分は分子の結合-結合相互作用の力の定数を結合の共鳴積分エネルギーの変化と結合電子密度の変化に関係づけたものである。これらの関係を簡単な三原子分子へ応用すると、非局在結合分子の相互作用の力の定数は比較的大きい正の値をとり、逆に局在結合分子の力の定数は負の値をとることが結論できる。したがって、相互作用の力の定数は分子中の結合電子の局在性あるいは非局在性を知るうえで重要な判定基準になるものと思われる。