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倉田 有司; 菊地 賢司; 斎藤 滋; 鎌田 勤也*; 北野 照明*; 大井川 宏之
Proceedings of 4th International Workshop on the Utilisation and Reliability of High Power Proton Accelerators, p.267 - 277, 2004/05
加速器駆動システムのための鉛ビスマス技術に関する研究開発が行われてきた。酸素制御なしで3000h、JLBL-1を用いた316SSの結果より、高温部から低温部への質量移行が観察された。電磁ポンプの円管流路に沈着した鉛ビスマスとFe-Cr結晶粒が流路閉塞と流量の低下を引き起こしたことがわかった。ループシステムの改良はループの運転によい結果をもたらした。MES(三井造船)ループを用いた10wt.%酸素濃度の1000h試験では、著しい腐食/エロージョンは観察されなかった。静的腐食試験の結果は、450
Cでは鋼材中Cr量の増加とともに腐食深さは減少するが、550
Cでは316SS, JPCAの腐食深さはNi, Crの溶出,Pb, Biの浸入により著しい増加を示す。Si添加鋼は550
Cで優れた耐食性を示す。
加藤 崇
ターボ機械, 28(9), p.536 - 545, 2000/09
核融合炉用超伝導コイル冷却に必要な超臨界圧ヘリウム・ポンプについて、これまで原研が開発してきた3台のターボ・ポンプを中心に解説し、展望する。核融合炉用超伝導コイルにおける超臨界圧ヘリウム循環冷却方式の必要性、並びにその冷却にターボ・ポンプを使用することの優位性について解説を行う。そして原研が開発した世界最大容量を有する超臨界圧ヘリウム・ターボポンプについて、設計・性能を紹介し、極低温ヘリウムにおけるターボ機械応用の有効性を述べる。
P.E.Phelan*
JAERI-M 87-013, 35 Pages, 1987/02
Nb-Tiでできた超伝導素線を束にして、ステンレス製コンジットに封入したタイプの導体の安定性について、誘導加熱法による測定を行なった。その結果、コンジット内にヘリウムを強制的に流すことにより、導体の安定性が顕著に増大することが示された。これまで一般には、ヘリウム強制流が導体の安定性には大きく寄与しないと言う考えが支配的であった事を考慮すると、新たな知見が示されたと判断できる。
岩村 公道; 黒柳 利之
JAERI-M 9012, 75 Pages, 1980/08
流量低下バーンアウト実験を解析するため、分離流モデルにより沸騰二相流過度挙動の計算を行なって、以下の諸点が明らかとなった。1)流速減少率が2%/sec以下では、出口バーンアウト質量速度計算値Gおよび入口バーンアウト質量速度G
は、定常値G
にほぼ一致した。2)流速減少率が大きくなるほど、G
とG
の差は拡大する。3)圧力が2~3.9MPaの場合、流速減少率が2~20%/secの範囲では、G
/G
が約1.0~0.9とやや低下しているにもかかわらず、G
/G
はほぼ1となる。また、流速減少率が20%/sec以上ではG
/G
は1よりやや大きくなる傾向にある。4)約1MPa以下の圧力では、流速減少率が2%/sec以上になるとG
/G
は1より小さくなる。
北原 種道; 横尾 宏; 海江田 圭右; 豊島 昇; 福島 征夫; 熊谷 勝昭; 山田 忠則; 小菅 征夫
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(3), p.111 - 118, 1976/03
被引用回数:7固体状FPの沈着挙動に関する実験的研究を、インパイルヘリウムループを用いて、ガス温度500C、レイノルズ数1,300~13,000の流動ガスを対象に行った。ステンレス鋼管を流動ガスに曝し、沈着したFPの流れ方向の分布を
線スペクトル測定法により求めた。沈着分布の形を基に沈着核種を3つのグループに分類できる。
5Zr-Np,
7Zr,
9Mo,
03Ru,
32Teを第1グループ、
Sr,
Ba-La,
Ceを第2グループ、
I,
Iを第3グループとした。
Csは第2および第3グループの特徴を示した。指数関数的分布を示す第1グループ核種に対して沈着係数を得た。沈着係数に及ぼす流量(レイノルズ数)の影響を検討した結果、レイノルズ数13,000以下の流れに対して、金属FPの沈着速度は境界層における物質移行によって決定され、表面での吸着にはほとんど影響されないことが分かった。