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森山 清史; 中村 秀夫; 丸山 結
Proceedings of 6th International Topical Meeting on Nuclear Reactor Thermal Hydraulics, Operations and Safety (NUTHOS-6) (CD-ROM), 18 Pages, 2004/10
軽水炉のシビアアクシデントにおいて水蒸気爆発が格納容器健全性に及ぼす影響を評価するため、原研では水蒸気爆発解析コードJASMINEを開発している。融体としてアルミナとコリウムを用いた水蒸気爆発実験,KROTOS-44, 42, 37及びFARO-L33について、JASMINEコードによる解析を行った。解析では、融体細粒化に関するモデルパラメータを変更せず、粗混合における両材料の挙動の違いに基づいて、アルミナとコリウムの水蒸気爆発の強度の違いを再現することができた。コリウムの場合、粗混合時の固化割合が高く、またボイド率が大きいことが解析で示され、これらが水蒸気爆発の挙動の違いの主たる要因であると考えられる。
松井 浩; 池沢 芳夫; 吉田 芳和*; 横地 明*; 松本 四郎*; 杉田 直紀*; 三上 壮介*
Aerosols: Science,Industry,Health and Environment,Vol. 2, p.720 - 723, 1990/00
核燃料施設の排気系に設置される高性能エアフィルタの総括捕集性能を現場で試験するさいに必要な代表試料サンプリングのためのダクト内空気混合について実験的に検討した。試験エアロゾル投入後のダクト内空気混合距離を、風速、ダクト径との関係で調べ、有効混合距離を求めた。また、混合を助長する要因として、ダクト曲りの効果、オリフィスの効果を調べ、さらに、多点サンプリング及び多孔ノズルのサンプリングの平均濃度評価への影響を調べた。
宮本 喜晟
JAERI-M 5119, 37 Pages, 1973/02
本報告はナ卜リウム冷却高速炉燃料集合体の温度分布を計算する解析方法および計算コード「FATEC-2-ROD 」について述べたものである。この計算モデルの主な特徴は次の通りである。(1)混合効果を含めた冷却材温度の計算では、ランプド(またはサブチャンネル)モデルが用いられる。(2)混合効果は見掛けの熱伝達率として表わされる。(3)燃料集合体における任意の燃料要素の温度は1次元(r方向)または2次元(r-)モデルしとして計算される。この計算コードはFORTRAN IVで書かれており、IBM360、195およびFACOM230-60に用いることができる。
川上 和市郎; 町 末男
AIChE Journal, 19(1), p.94 - 101, 1973/01
被引用回数:5反応器内における線量率分布が不均一な場合、活性種は反応器内に不均一に生ずることになり、活性種の有効利用の立場から不利である。系に撹拌を施すことにより、これがいかに改善されるかを理論的に研究した。この問題に対するアプローチの方法は、撹拌槽内における循環流に注目して、流体が槽内を循環することにより周期的な照射を受けるとの考え方に基づいている。この方法に基づいてアクリルアミド水溶液の電子線による重合反応を例にとって撹拌の効果を検討した。その結果、(1)重合速度、数平均分子量は撹拌速度と共に増大し、槽内平均線量率で均一照射を受けた場合の値に近づく、(2)分子量分布については、低速撹拌下では2つのピークを有するが、撹拌速度を増すに従って1つのピークになる、(3)吸収エネルギーが同じ場合には、重合速度を最低にする線量分布があることなどが予想されることを明らかにした。さらに完全混合時の重合速度に近い値を得る所要撹拌速度を求める方法も示した。