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川崎 克也; 望月 薫*; 鈴木 武彦; 木内 伸幸
JAERI-Tech 2004-070, 50 Pages, 2004/12
放射線管理用試料集中計測システムは、日本原子力研究所東海研究所の施設及び環境の放射線管理に必要な多種多数の試料について、測定及びデータ解析を集中的に行うものであり、1981年度から本格的な運用を開始し現在では年間2万件を超える測定に使われている。本システムの中枢をなすコンピュータは、機器の老朽化が進むとともに、メーカーサポートの終了が相次いだことから、安定な運用に支障が生じてきた。そこで、2003年度にコンピュータ関連機器の更新とシステムの再構築を行った。今回の更新では、コンピュータのハードウェア構成を、データサーバとパーソナルコンピュータの複合型のクライアントサーバーシステムとした。また、ソフトウェアには、試料情報登録用にイントラネットワークを利用したWeb方式を新たに導入し、さらに、依頼試料に対する進捗状況の確認及び結果の閲覧を、利用者自身のパーソナルコンピュータからオンラインで直接行える機能も新たに追加した。この結果、利用者の利便性をさらに広げることができた。
矢尾板 憲一*; 片山 芳則; 辻 和彦*; 亀掛川 卓美*; 下村 理
Review of Scientific Instruments, 68(5), p.2106 - 2110, 1997/05
被引用回数:34 パーセンタイル:86.98(Instruments & Instrumentation)マルチチャンネルコリメーターと呼ばれる光学装置が、マルチアンビルプレス(MAP)と放射光を利用した角度分散回折を迅速に行うために開発された。MCCはいくつものコリメーターが放射状に並んだものである。この装置は、サンプルを取り巻く物質からの回折を除去するので、MAPとイメージングプレートを使った実験で、サンプルからの良質な回折を得ることができる。われわれはMMCシステムを高エネルギー物理学研究所,フォトンファクトリーのMAX90と名付けられたMAPにとりつけた。MCCの性能は満足すべきものと評価された。このシステムを用いて、液体ナトリウムと液体ガリウムの回折を4.8GPaで測定することに成功した。
曽山 和彦; 鈴木 正年; 古平 恒夫; 海老沢 徹*; 川端 祐司*; 田崎 誠司*
Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.951 - 953, 1995/00
被引用回数:2 パーセンタイル:18.21(Physics, Condensed Matter)スーパーミラー中性子ベンダーの試作及びその中性子透過特性測定を行った。設計仕様は、特性波長5、曲率半径1660mm、全長48.4mm、ビーム有効サイズは巾12mm高さ55mmである。本装置の構造は、シリコン基板の両面に蒸着したNi/Tiスーパーミラー20組を0.3mm間隔でスリット状に配列したものである。本装置は従来のニッケル鏡の2倍の臨界角を有するスーパーミラーを応用することにより曲率半径の極小化を、また、シリコン基板を用いることにより中性子透過率の向上を可能とした。中性子透過特性測定をJRR-3Mのビーム実験装置を用いて行った。その結果、特性波長5.2
、ビーム偏向角1.6°、中性子透過率76%(12.6
を得た。また、これらの結果は、モンテカルロ法による設計計算と良い一致を示した。