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大山 幸夫; 今野 力; 池田 裕二郎; 小迫 和明*; 前川 洋; 中村 知夫; M.A.Abdou*; Bennett, E. F.*; A.Kumar*; 渡辺 洋一*; et al.
Fusion Technology, 28(2), p.305 - 319, 1995/09
疑似線状線源を加速器型D-T点状中性子源を用いて実現した。この疑似線源は連続的に動く点源の時間平均をとるか、または、細かく分割した点源を重ねあわせることで得られる。この線状線源はトカマク炉の一部を模擬する円環形状の核融合ブランケット中性子工学実験に利用される。線源特性は放射化法とNE213検出器を用いて、2つの運転モード、即ち連続モードとステップモードで測定された。この線源を用いて行う環状ブランケット実験の線源条件として必要な線源特性計算をモンテカルロコードで行った。この計算の信頼性は測定した線源特性との比較によって確認した。
中島 宏; 田中 俊一; 前川 洋
Journal of Nuclear Science and Technology, 24(8), p.601 - 609, 1987/08
被引用回数:2 パーセンタイル:29.53(Nuclear Science & Technology)中性子輸送計算手法の確率を目的として、核融合炉の中性粒子入射孔を模擬した。多断層スリットからなる供試体を用いて、d-T中性子のストリーミング実験を行った。体系内スリット及びそれを取り囲むモルタル遮蔽体中で、速中性子反応率分布及びエネルギースペクトルを小型球形NE213検出器を用いて、更に熱中性子束分布を、TLDを用いて測定した。モンテカルロコードMCNPにより、これらの測定値を解析し、多断層スリットからの漏洩中性子計算手法を検討した。その結果、スリット内では、計算値は実験値と誤差の範囲内でスリット周囲の遮蔽体内では、Factor2以内で一致した。スペクトルの計算値は、6MeV以下のエネルギー領域ではやや過小評価しているが、全体としては良い一致を示した。また、MCNPコードを、スリットからの漏洩中性子の評価に適用する場合、線束評価法の選択が重要である事が判明した。
大山 幸夫; 田中 俊一; 津田 孝一; 池田 裕二郎; 前川 洋
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 256, p.333 - 338, 1987/00
被引用回数:21 パーセンタイル:87.65(Instruments & Instrumentation)直径14mmの小型球形NE213液体シンチレーション検出器を製作し、その基本的な特性を調べた。調べた項目は、検出感度の方向性、システムの直線性、ガンマ線に対する発光量、計数率変化による利得の変化等である。システムの較正法として各ガンマ線源によるコンプトンエッヂの半波高値の値をVerbinskiの発光量単位(Naユニット)で決定した。また波形弁別特性として、壁効果を受けた反跳陽子の波形特性をモンテカルロ計算による成分別のレスポンスと比較することで明らかにした。得られた結果は従来の他の報告と比較議論され、本検出器が体系内スペクトロメータとして優れていることが示せれた。
大山 幸夫; 田中 俊一; 津田 孝一; 池田 裕二郎; 前川 洋
JAERI-M 84-124, 43 Pages, 1984/07
核融合炉中性子工学実験での応用を目的とし、14mm球形のNE213スペクトロメータを開発した。このスペクトロメータは14MeV中性子場での速中性子スペクトルを体系内で測定するために用いる。中性子スペクトルをアンフォールディングによって得るために必要な応答関数行列モンテカルロ法に基づいて計算し、その一部について測定値と比較検討したところ良く一致することが分った。本スペクトロメータをD-T中性子場においた酸化リチウム体系でのスペクトル測定に応用し、輸送計算との比較検討した結果、本スペクトロータは核融合炉中性子工学実験で非常に有用であることが実証された。