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山内 通則*; 西谷 健夫; 西尾 敏
電気学会論文誌,A, 125(11), p.943 - 946, 2005/11
内側トロイダル磁場コイルに超伝導を用いた低アスペクト比トカマク炉を実現するために、中性子工学の観点から遮蔽体やトリチウム増殖ブランケットの設計条件を検討した。炉の形状を考慮するとトーラス内側は超伝導コイルの遮蔽専用、トーラス外側はトリチウムの増殖を主たる機能に特化するのが有利と考え、内側遮蔽体には先進的な遮蔽材を採用して最適な組成とコイル遮蔽に必要な遮蔽厚さを評価した。また外側には、先進的なトリチウム増殖材を用いて、増殖比を最大にするために最適なブランケットの組成や構造を検討した。さらに、アスペクト比に対するトリチウム増殖比の変化を求め、アスペクト比が22.5程度の幾つかのブランケット構造に対するトリチウム増殖比とそれらを1.1以上にするための条件を明らかにした。
Hegeman, J. B. J.*; Van der Laan, J. G.*; 河村 弘; Mslang, A.*; Kupriyanov, I.*; 内田 宗範*; 林 君夫
Fusion Engineering and Design, 75-79, p.769 - 773, 2005/11
被引用回数:26 パーセンタイル:84.47(Nuclear Science & Technology)ベリリウム(Be)のペブルベッドの寸法変化やトリチウム保持挙動に関する照射挙動を研究するため、オランダPettenの照射試験炉HFRによるベリリウム(Be)の高線量照射試験が、ヘリウム冷却ペブルベッド(HCPB)開発のための欧州計画の枠内で行われる予定となっている。原型炉でのBeのスエリング,クリープ,トリチウム・インベントリ,トリチウムの吸脱着メカニズム,熱機械的モデル等を研究するには、高線量照射が必要である。このBe高線量照射(HIDOBE)は、He生成量6000appm,温度400-800Cで行われる。本論文は、照射の現状,核的及び照射パラメータ,Beの材料パラメータ、すなわち試験マトリックスについて発表するものである。材料の一部は、IEA協定を通じて、日本及びロシアから供給されたものである。なお、本発表は、IEA協定(核融合炉材料の照射損傷に関する研究開発計画)の附属書2に基づいて実施された研究の成果に関するものである。
石塚 悦男; 河村 弘; 寺井 隆幸*
Fusion Technology 1994, 0, p.1345 - 1348, 1995/00
核融合炉ブランケットにおいて、中性子増倍材として直径1mmの球状ベリリウムの使用が検討されている。ベリリウムのトリチウム放出は、ブランケット内のトリチウムインベントリー評価上重要である。このため、ベリリウムからのトリチウム放出実験を行った。実験からトリチウムの有効拡散係数を求めたところ、活性化エネルギは酸化ベリリウムの値と等しくなり、表面酸化膜の効果が認められた。また表面酸化膜の測定から酸化膜の増加が観測されたため、これらの表面酸化膜の挙動を考慮したモデルを提案し、実験との比較を行った。
前川 洋; 大山 幸夫
Fusion Engineering and Design, 18, p.287 - 291, 1991/00
被引用回数:8 パーセンタイル:66.34(Nuclear Science & Technology)鉛は核融合炉ブランケットの中性子増倍材として有力視されている。核データを検証するためのベンチマークデータを取得する目的で、鉛平板体系からの中性子角度束スペクトルを中性子飛行時間法で測定した。体系は直径630mm、厚さ50.6、203、405の3種類である。測定した角度は、0、12.2、24.9、41.8、66.8度である。実験結果の解析はモンテカルロコードMCNPとSNコードDOT3.5を用いて行なった。実験結果と計算結果の比較から、JEDL-3はその暫定版に比べて大幅な改善がみられた。5~11MeVのエネルギー領域で両者のスペクトルに差がある。この差を改善するためには核データファイルの非弾性散乱レベルの数の制限を増すか、複数のレベルを合体した疑似的レベルを採用する必要がある。
山口 誠哉; 中村 知夫
Transactions of the American Nuclear Society, 52, p.110 - 111, 1986/00
原研・合衆国エネルギー省の協力計画に基づく核融合炉工学系のベンチマーク実験の一環として、核融合炉模擬体系中のトリチウム生成率分布をリチウム・ガラス・シンチレータ法により測定した。測定は、基準系・第1壁系・中性子増倍材系の中心軸上で行なった。高感度かつオン・ライン測定という特長を持つリチウム・ガラス・シンチレータ法を採用したことにより、さまざまな組み合わせの体系のトリチウム生成率分布特性データが短期間で収集できた。各体系での実験値は良い精度で得られ、核融合炉の構成材およびその組み合わせ方がトリチウム生成率分布に与える影響が実験的に明らかにされた。
大久保 牧夫
Nuclear Instruments and Methods, 65(1), p.113 - 114, 1968/00
抄録なし
中道 勝; 金 宰煥
no journal, ,
In parallel to the ITER program, Broader Approach (BA) activities are being implemented by the EU and Japan, aiming at early realization of the fusion energy. Beryllium intermetallic compound (beryllide) such as Be12Ti, Be12V, etc. are candidates of the advanced neutron multipliers because beryllide has good potential under higher temperature more than Be. Based on the common interests of the EU and Japan in DEMO, R&D on beryllide are carried out through the DEMO R&D of the International Fusion Energy Research Centre (IFERC) project as a part of the BA activities. This activity has the objective of development of granulation technique of beryllide and its characterization. In this workshop, recent progress of R&D on advanced neutron multipliers as functional materials in fusion reactor will be reported.