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大高 理*; 竹部 仁*; 吉朝 朗*; 福井 宏*; 片山 芳則
Solid State Communications, 123(5), p.213 - 216, 2002/08
被引用回数:18 パーセンタイル:65.5(Physics, Condensed Matter)AgIの、-AgI構造,岩塩構造,乱れた岩塩構造及び液体の間の相関系を調べるために、大容量高圧装置と放射光を用いたX線その場観察を、圧力6GPaまで、温度1000Kまでの高温高圧下で行った。
-AgI構造,不規則岩塩構造,液体の3つの相は823K,1.3GPaにある3重点で共存する。乱れた岩塩構造の融解曲線は直線で正の傾きを持つ。岩塩構造と乱れた岩塩構造の間の転移は、同じ構造の間での、幅の広いぼやけた無秩序化である。よって、乱れた岩塩構造の生成は(111)と(200)回折線の相対的な強度比の変化によって推定された。加圧にともない、岩塩構造はより高温でも安定となる。6.0GPaで岩塩構造は乱れた岩塩構造に転移することなく融解する。
横田 光史
International Journal of Modern Physics B, 15(26), p.3409 - 3417, 2001/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Applied)反強磁性ポッツ模型の秩序相がどのようなものかは、解決されていない問題である。三状態ポッツ模型の場合、反強磁性転移温度直下の相が、回転対称であるかどうかが解明されていない。これは、相転移点近くでの自由エネルギー構造が微妙なものであることに起因している。モンテカルロシミュレーションは、有限サイズ効果のために、確定した結論を出すに至っていない。ここでは、ペア近似の範囲で、秩序状態とその間の鞍点に対する自由エネルギーを見積もることによって、さまざまな秩序状態をシミュレーションで区別するには、システムがどの位大きい必要があるかを考察した。