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赤木 浩; 横山 啓一; 横山 淳; 和田 晃
Journal of Molecular Spectroscopy, 231(1), p.37 - 49, 2005/05
被引用回数:2 パーセンタイル:11.31(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)1158011880cm
(5
振動バンド)及び15280
15610cm
(5
振動バンド)領域に対し、光音響分光法を用いて、NH
DとNHD
分子を含むガスの吸収スペクトルを測定した。スペクトルを解析することにより、NH
D分子の5
振動状態及びNHD
分子の5
振動状態の回転定数を決定した。また、振動基底状態の回転定数との比較から、回転定数の振動状態依存性、及び振動励起による分子構造の変化を明らかにした。
木原 武弘; 藤根 幸雄; 深澤 哲生*; 松井 哲也*; 前田 充; 池田 孝志*
Journal of Nuclear Science and Technology, 33(5), p.409 - 413, 1996/05
被引用回数:2 パーセンタイル:24.43(Nuclear Science & Technology)PUREXプロセス溶液におけるネプツニウム5価(NpO)の分析のため、レーザー誘起光音響分光システム(LIPAS)を開発した。Np(V)の検出限界吸収係は、硝酸中で3.59
10
[cm
]であり、この値は、一般的な吸光光度法よりも二桁低い値である。シグナル強度は、共存するウラン濃度に比例して強くなる。ウラン溶液の比熱で信号を補正することにより、ウラン共存下のNpの信号は、ウラン非共存系のNpの信号と一致する。硝酸によるピエゾ素子の腐食を防ぐため、フッ素樹脂によるコーティングを検討した。溶媒の影響を除くための、ダブルセルシステムにより光音響スペクトルを測定した。
木原 武弘; S.I.Sinkov*; 藤根 幸雄; 前田 充
Value Adding Through Solvent Extraction (Proc. of ISEC 96), 2, p.1603 - 1607, 1996/00
核燃料再処理への応用のため、レーザー誘起光音響分光法のための光ファイバーシステムを開発した。ウラン溶液中に存在する550nmのCr(III)の吸収を、Pn(IV)の模擬として使用した。検出限界吸収係数は、1.710
cm
となることが分かり、その値は一般的な吸光光度計の検出限界吸収係数よりも二桁良い値である。光音響スペクトルのためのダブルセルシステムを開発した。その検出限界吸収係数は、U(IV)共存下、646.6nmにおいて7.0
10
cm
であった。このシステムを模擬溶解液の光音響スペクトルの測定に応用した。
S.I.Sinkov*; 木原 武弘; 藤根 幸雄; 前田 充
JAERI-Tech 95-016, 48 Pages, 1995/03
溶液中微量成分を遠隔的に計測するため、光ファイバーを用いたレーザ光音響分光システムの開発を進めている。複合レンズによる調光、板状圧電素子を有する角型セルの適用について試験を行った。このシステムを用いて、硝酸ウラニル(UNH)溶液中におけるPu模擬物質(Pu(III)、Pu(IV)、Pu(VI)と同じ波長域で吸収ピークを有する物質)の測定を行い、硝酸及びUNHの影響を避けた525-562nmにおいて検出下限(吸収係数)1~310
cm
までの微濃度まで測定できることを示した。また、光ファイバー出口での調光を省略したシステムについても検討を行い、測定前の調整作業を大幅に簡略できる可能性を示した。
木村 貴海; J.G.Serrano*; 中山 真一; 高橋 和夫*; 武石 秀世
Radiochimica Acta, 58-59, p.173 - 178, 1992/00
沈殿、吸着などの微量アクチノイドの自然環境中での化学挙動を研究するためには、溶液および固体中での化学種の存在状態分析が必要である。そのため、光音響分光法を用いた状態分析法の開発を進めている。水溶液中の微量溶存種の分析のためのフーリエ変換レーザー誘起光音響分光法(FT-LPAS)、沈殿・吸着種の酸化状態および化学形分析のための紫外・可視近赤外光音響分光法(UV-VIS-NIR PAS)およびフーリエ変換赤外光音響分光法(FT-IRPAS)を、NaHCO/NaClO
)溶液中およびこれらの溶液から生成した沈殿中のウランの状態分析に適用した結果を報告する。
木原 武弘; 藤根 幸雄; 前田 充; 松井 哲也*; 深沢 哲生*; 坂上 正治*; 池田 孝志*; 北森 武彦*
JAERI-M 91-142, 53 Pages, 1991/09
PUREXプロセスにおけるNpイオン分析のためのレーザー誘起光音響分光法(LIPAS)の分析システムの開発を行なった。Nd(III)を用いた分析結果では、検出限界吸収係数は3.1410
cm
であり、検出限界濃度は4.36
10
Mであった。このことは本システムが吸光法より二桁高感度であることを示している。本システムをNp(V)の分析に応用した結果、検出限界濃度は1.78
10
Mであった。この値は再処理Feed液中のNpの約0.5%に相当し、分配工程への適用が期待できる。ウラン共存下のNp(V)の分析を試みた結果、ウランの存在低下により比熱が低下し、光音響信号がみかけ上大きくなることが分った。しかし比熱の補正を行なうことにより、ウランの存在しない場合の検量線の式と一致させることができる。
木村 貴海; 中山 真一
3rd Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research; Global Environment and Nuclear Energy, 6 Pages, 1991/00
溶液および固体中でのアクチニド元素の化学種の分析のために、光音響分光法を用いた状態分析法の開発を進めている。今回はレーザー誘起光音響分光法(LPAS)、紫外可視・近赤外光音響分光法(UV-VIS-NIR PAS)、およびフリーエ変換赤外光音響分光法(FT-IR PAS)を、水溶液中および水溶液から生成した沈殿中のU(IV)、U(VI)の分析に適用した結果を報告する。