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東島 智; 久保 博孝; 杉江 達夫; 清水 勝宏; 逆井 章; 朝倉 伸幸; 櫻井 真治; 細金 延幸; 木島 滋; 玉井 広史; et al.
Journal of Nuclear Materials, 266-269, p.1078 - 1083, 1999/00
被引用回数:7 パーセンタイル:49.12(Materials Science, Multidisciplinary)JT-60Uでは、ダイバータを「開型」から「ドーム付傾斜ターゲット方式のW型」へと改造した。この改造で特徴的な構造物の一つであるダイバータドームの目的は、プライベート領域から化学スパッタリングで発生した炭化水素(メタン等)がX点付近に容易に到達するのを妨げ、不純物の主プラズマへ混入を抑制することである。改造後の実験において、この目的のとおり、X点付近の炭化水素が減少しているとの初期的な結果を得ており、現在計算コードを使用して詳細な解析を行っている。また改造後には、内側プライベート領域からのダイバータ排気が可能となった。主プラズマからのガスパフとダイバータ排気を同時に行う(パフ&排気)と、周辺プラズマ(SOL)にイオン流が生じ、ダイバータ部で発生した不純物の遮蔽が可能であろうと推測される。初期的な実験結果では、上記の効果が示唆された。しかし、すべての実験データでこの効果が見られる訳ではなく、現在再検討中である。今回の発表では、炭素不純物に関してダイバータ改造前後を比較しながら、ダイバータドームによる炭化水素抑制の効果、パフ&排気による炭素不純物遮蔽の効果について講演する。
久保 博孝; 杉江 達夫; 細金 延幸; 辻-飯尾 俊二*; 逆井 章; 東島 智; 朝倉 伸幸
Plasma Physics and Controlled Fusion, 37, p.1133 - 1140, 1995/00
被引用回数:19 パーセンタイル:58.61(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uにおいて、38チャンネルの光ファイバー・アレイを用いて、ダイバータ領域から発せられるDI,CII-IVのスペクトル線強度の空間分布を同時に観測した。その線強度からダイバータ領域の放射損失を求めた。MARFEを伴わないLモード放電では、重水素および炭素による放射損失がダイバータ領域の全放射損失の36%および64%であった。物理スパッタリングによる炭素不純物の発生を仮定して炭素イオンの閉じ込め時間を評価することによって、炭素不純物の発生量と放射損失量を簡単な不純物モデルで関係づけた。MARFEの発生に伴う放射損失の増加が炭素不純物によることを明らかにした。