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荒井 康夫; 大道 敏彦
Journal of Solid State Chemistry, 115(1), p.66 - 70, 1995/02
被引用回数:1 パーセンタイル:6.71(Chemistry, Inorganic & Nuclear)NaCl型のウラン、ネプツニウム及びプルトニウム化合物の熱力学的並びに磁気的性質について、原子結合の観点から一考察を加えた。はじめに、ポーリングの関係式を用いて格子定数の値から結合次数を求め、そこから結合電子数を求めた。次に、原子の全価電子数から結合電子数を差し引くことにより非結合電子数を決定した。ウラン化合物について結合電子密度と結合エネルギーの文献値の間に良好な直線関係が存在することを見出した。一方、非結合電子数と有効磁気モーメントの関係は、f電子数をベースにしたL-Sカップリングモデルからの計算結果との類似がみとめられ、そこから化合物中のアクチナイドの原子価を評価した。
大道 敏彦; 荒井 康夫
Proc. of the 4th Int. Symp. on Advanced Nuclear Energy Research (JAERI-CONF 1/JAERI-M 92-207), p.204 - 208, 1992/12
NaCl型結晶構造をもつアクチノイド化合物(炭化物、ピニクタイド、カルコゲナイド)のうち、U,NpおよびPu化合物の格子定数をPaulingの関係式を用いて解析し、化合物中の電子を、化学結合に関与する電子と、結合に関与しない電子(局在電子)とに分離した。前者は化合物の結合上エネルギーと関係し、後者は特に磁気的秩序状態下の磁気能率と直接、関係していることを提案した。