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千原 順三*; 清川 修二*; 内海 隆行*
Inst. Phys. Conf. Ser., (159), p.455 - 458, 1999/00
近年、高出力レーザーにより高圧高密度のプラズマが生成されその光学的研究が進められている。DaSilva達はHugoniot曲線に沿って密度を固体密度からその3倍位まで変化させたとき、アルミニュームプラズマのK-edgeの変化の仕方を測定している。このK-edgeの密度変化は、注目するイオンのまわりのイオン分布・電子分布に強く依存するため、これらを正確に計算する必要がある。われわれはQHNC方程式とSlaterのtransition stateの方法を組合せて、この変化を計算し、実験と一致した結果を得た。
千原 順三*; G.Kahl*
Japanese Journal of Applied Physics, 38(SUPPL.38-1), p.492 - 495, 1999/00
被引用回数:191 パーセンタイル:97.94(Physics, Applied)辻達は放射光を用いて、常圧から6GPaまで圧力を掛けてルビジューム液体の構造因子の変化を測定している。われわれはこのような高圧下の圧縮されたルビジューム液体のイオン配列構造・電子構造をQHNC法を用いて計算した。この計算では最近Rosenfeldにより提唱されたbridge-functionalを用いることで分子動力学と同程度の正確な構造因子が得られることを示した。このようにして得られた構造因子は波数を平均原子間距離でscaleすると、すべての圧力下の結果が同一曲線上に載ることが示された。これは液体ルビジュームが圧力を掛けるとともにその構造を一様に変化させることを示し、実験結果とも一致する。
千原 順三
Progress of Theoretical Physics, 70(2), p.331 - 342, 1983/00
被引用回数:6 パーセンタイル:55.53(Physics, Multidisciplinary)電子ガス中に固定された電子のまわりの密度分布を、ハートリー方程式と2つのタイプの交換相関ポテンシャルにたいする近似を用いて計算した:1つは従来よく用いられている局所密度近似(LDA)で、他の1つはQHNC方程式によって与えられる非局所密度近似である。この結果を比較したところ、LDAとQHNCから与えられる密度分布は低密度から高密度の場合に渡ってよく一致する。しかし、これのフーリエ交換から与えられる交換相関関数G(Q)では、この2つの近似では大きな違いを生じ、LDAは波数Qの小さい所で正しい振舞を与えない。またLDAによって与えられるphase shiftはFriedelの総和則をみたさないことが分った。これらの欠点はLDAではクーロン相互作用を十分に遮蔽できなくて長距離まで残ることに起因することが分った。