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高柳 敏幸
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 68(3), p.764 - 770, 1995/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Multidisciplinary)レーザー誘起反応K+NaCl+hKCl+Naについて共線衝突のみを考慮した量子力学的な計算を行った。シュレディンガー方程式はR行列法によって数値的に解いた。量子的な反応確率は反応中間体生成のため多くの共鳴構造をもつ。量子論の結果をホッピングトラジェクトリーの結果と比較した。トラジェクトリー法は反応確率の並進エネルギー依存を正しく与えないが、ラングウ・ツェナー近似は定性的には正しいレーザー波長依存性を示すことがわかった。これらの結果からレーザー誘起反応は、基底状態での反応K+NaClKCl+Naと、基底状態と励起状態間の非断熱遷移の2段階に分けられることがわかった。