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長谷美 宏幸; 甲斐 哲也
JAEA-Testing 2024-001, 39 Pages, 2024/08
RAIM (Resonance Analysis code for neutron IMaging)は大強度陽子加速器施設J-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)などのパルス中性子源で測定した共鳴吸収スペクトルを解析し、試料の原子核の密度や温度などの情報を求める解析コードである。RAIMは中性子のパルス関数と断面積データをもとにした共鳴吸収関数の畳み込み計算によりパルス中性子源で測定される共鳴吸収スペクトルを再現し、測定で得られた共鳴吸収スペクトルデータに対してフィッティングを行うことで、試料に含まれる特定の元素の密度や温度を求めることができる。また、RAIMは計算設定のパラメータを極力少なくすることや、2次元検出器で測定した数多くのスペクトルを一括で処理するスクリプトを用意するなど、共鳴イメージングデータを容易に解析することを念頭に開発されている。本書はRAIMの計算機へのインストール方法および共鳴吸収スペクトルのシミュレーションと測定データへのフィッティング方法について説明するマニュアルである。
鈴木 元衛
JAERI-M 8523, 39 Pages, 1979/11
軽水炉の冷却材喪失事故条件下における燃料被覆管の変形・破裂挙動を調べるため、内圧をかけたジルカロイ4管を加熱し、変形の進行状態等を観察した。加熱方法は、直接通電加熱と、絶縁された内部電気ヒ-夕-による中心加熱の二通りである。実験の結果は主に次のとおり。(1)破裂円周歪は、破裂温度に軽く依存し、820C付近で最大、920
C付近で最小となる。(2)直接通電は、中心過熱より大きい変形を生じさせる。(3)周方向温度差および/または肉厚の不均一によるものと思われる。破裂円周歪量におけるバラツキが、中心加熱により変形した試料に顕著に観測された。(4)破裂した試料の概観は、破裂温度により変化するが、その変化の仕方は、二つの加熱方法による試料間において共通性がみられる。